140, 閲覧許可
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俺はランさんについてもっと詳しく調べようと思い、履歴書を漁ろうと思っている。ランさんは一応この国の出身だからこの国に学歴書とかがあるはずだ。それの閲覧許可が出ないといけないのだけれど。まあ、最悪忍び込めば良いでしょ。
と、いう事で俺は誰に頼ったら良いだろうか?王宮の文官棟の個人執務室に行けば会えるお父様?今は職場に来ていることも一部の人間しか知らないだろう。だから不用意にで歩いたりしないはずだ。門番に言えば文官棟に通してくれるだろうけど、陛下の耳に入ってしまう可能性が高い……
う〜ん。でも、お父様に頼るのが一番良さそう……門番には陛下に内密でとお願いすれば良いかな?そうしよう。それが1番いい。
この案で落ち着いたので俺は早速行動に移そうと思う。
「転移」
そして無詠唱で「隠蔽」を発動し、一瞬視界が真っ白になった後王宮の塀の前にいる。そしたらいつもの場所に行っていかにも歩いてきました感を出す。
「こんにちは。今日は文官棟に用があってきたのですが……」
「はい、文官棟にご案内しますね」
「それと俺がここにきたということは陛下には内密に、色々とあるので」
「はい、竜馬様は色々がいっぱいありますもんね」
「それと今日は竜馬としてではなく、アルフとしてきてるんです」
そういや、ずっと前から竜馬様って呼ばれてたよね?なんで俺は竜馬って呼ばれてるんだ?誰にも話してないはずなんだけど…
「了解しました」
「竜馬とアルフが同一人物ということはなぜ知ってるんだすか?」
「えっとですね〜それは……俺が副団長に気に入られてるからです。た、多分……」
その多分っているの心配になるんだけど、俺信用して大丈夫そう?
「本当のこと言って、じゃないと困るから」
「私と副団長、団長以外に知らないですよ。多分。俺は副団長の弟なんで知ってるだけだと思います」
そ俺はよかった。騎士団のほぼ全員が知ってたらどうしようって思ってたんだ。
「もうそこですよ」
「あれですか?」
そう聞くとはい、という答えが返ってきた。そして無事に文官棟に着いた俺はお父様のいる執務室に向かった。
コンコン
ノックして自分の名前を名乗る。そうすれば中から返事が返ってくるはずだ。
「入れ」
俺は中に入る。
「お父様、仕事中に申し訳ございません。早速ですが用件を言います。履歴書の閲覧許可をください」
「閲覧許可を渡すことは問題ないが何をするんだ?」
「社交界で起きている出来事が気になりまして……お母様はお父様の負担にならないように個人で動いていますが俺ではどうも間に合いそうにないので俺も動こうかな、と。それだけのことです」
「それなら許可をしよう。手続きの関係上今すぐにということは叶わないが準備が出来次第閲覧できるように手配する」
「ありがとうございます。それとグラート領が狙われる可能性がありますので十分ご注意を」
そう言い残して退出の挨拶をし、部屋を出る。
いつ許可が出るか気になるな〜早く出ないかな?できるだけ早く調査結果を出したいからねぇ
俺はそこからは「転移」で帰った。今日はもうやる事ないな〜しばらくは魔物と遊んでられそうだね。やった〜!書類仕事もたま〜にやるよ?たま〜にね。
じゃあ今日は自分のうちの書斎でも行こうかなぁ?こっちにもなんかいい情報が書いてあるのがあるかもしれないからざっとみるのもいいな。
と、いうことで今日は自分ちの書斎に引きこもろうと思う。前に全部読んだことがあるからほとんど内容は知ってるんだけど、もう一回見直した方がいいと思ったんだよね。前に見逃したところとかあるかな?って思ったから。
俺は紗理奈に呼ばれるまで今まで読んだものを読み直していた。
さて、これから始まる事件は俺にとって未知の世界。前世の記憶も今までの経験も全くもって役に立たない場所だ。それだけで怖い。今までとは違うことをしなくちゃなんて難しいこと俺には出来ないな。
でも、今回の社交界は紗理奈も来てくれるらしから大丈夫だと思う。これから始まることにワクワクする。でも、ここから知らない世界に入るみたいで怖くもある。こんな俺だけど、頑張るよ!
次話もよろしくお願いします。評価して頂けると嬉しいです。




