137, 最終日
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最終日俺は張り切っていた。なぜなら昨日の会話から今日も密会をすることが分かったから。話していたのは普通に普段使っている言葉だったけど、何かおかしいと思ってよくよく聞いてみたら暗号だった。ある文字を抜いてあげると伝えたいことがわかるという簡単なもの。俺も最初は赤ちゃん語でも喋っているのかと思った。
「あるねしねたるごねごるね6ねじるにここるしゅうねごうね」
これの「る」と「ね」を抜けば「明日午後6時にここ集合」となる。今日の午後6時に昨日の場所で待っていれば話を聞くことができる。だから時間を気にしながらパーティーに参加している。要するに落ち着きがないってことね。チラチラ時計見てれば変な人だと思われるのは分かってるんだけどそれも気にならないくらいソワソワしてる。最近は結構のんびり過ごしたからね。数日狩をやらないなんて珍しい!俺にしては、
「竜馬、もうあそこにスタンバイして雑談でも聞いてれば?意外な情報が手に入るかもしれないよ?」
「う〜ん、そうする?か。じゃあ行ってくる!」
そう言って俺は昨日の場所に行く。「聴力強化」を使って会話を盗み聞きする。会話の内容は……
「なんで?」
俺の内容だった。いや、偽の俺の内容と言った方が正しいだろうか?
「竜馬という幼い冒険者がいるんですって」
「その方は平民なのでしょう?」
「分からないです。でも、もしかしたら貴族かもしれないですよ?」
貴族ですよ。竜馬は、今まで馬鹿にしてきた貴族がその冒険者ですよ。そんな事誰も考えてないんだろうけどね。
「でも、冒険者とかいう品のない職業に親がつかせてくれるかしら?平民でなければそのような職で働くことはないのでは?」
お、ま、え、ら〜冒険者はな、怖そうで優しい連中がいっぱいなんだ。俺だってその怖そうな見た目してる冒険者に救われたんだよ!俺を侮辱しようが馬鹿にしようがどうでも良いが職業を馬鹿にするのは許せないな。
そう思っていても俺は盗み聞きしている立場だ。会話の介入は叶わないだろう。
「え?そうでもないのではないでしょうか?意外と騎士の方は冒険者登録してらっしゃる方がいますよ。今の第二騎士団の団長さんも冒険者ギルドによく顔を出してるとか噂で聞きますよね?」
「あら、そうでしたの?」
「ええ、第二騎士団の団長さんは貴族の出だったはずですよ?」
「そうでしたの?」
第二騎士団の団長って確か伯爵家の6なんだったよね?絶対武器を買うお金がなかっただけでしょ!俺絶対そうだとおもうんだよ。
「えっと、竜馬くんが貴族でもおかしくないと?」
「そうですね。私から見たらこんな素敵な人はいないと思いますよ?まあ、若干銭湯が好きな血の気の多い人間だとも言われてますけど容姿はいいみたいですし、ちょっとなら我慢しますよ」
「まあ、確かに戦闘ができて容姿も整っている。それでいて魔法も使えるんだしょ?」
「そうですわね。魔法もですね」
俺の個人情報流出しすぎ!ていうか竜馬としての能力がバレたら俺のアルフとしての俺の情報も全部流出するって事だよね?気をつけないとじゃん!ていうか噂聞くまで気づかなかった俺もすごいなぁ
『噂聞くまで気づいてなかったんですか?ちょっとビックリです』
すみません。だってこんなに情報が回るの早いと思わなかったんですもん。それに竜馬としての格好で魔力を解放したことはほとんどないから同一人物とバレないかもしれないね。バレないのが最適!そろそろ6時になるね。雑談も終わるかな?でも、雑談も良かったな。俺の評価を知れたから。これだけでも俺としては収穫がでかい。
盗聴集中!
「竜馬〜飲み物〜早くとって〜う、腕が〜」
紗理奈はなにが起きたのかなぁ?なんで腕が震えてるの?
「リュ、竜馬が……」
うん?何が起きたのかな?分からない。まあ、とりあえず紗理奈の話を聞いてあげれば良いかな?
何が起きあのか分からないけど手をつってしまったらしい。それでコップも持てないくらい手が震えてるらしい。
俺は会話を聴きながら1日を過ごした。パーティーは10時まで行われた。その中で得た情報は多くなかったけど有益なものが多かった。kこれのおかげでたまには社交界に出るのも良いかなと思えるようになった。
次話もよろしくお願いします。評価していただけると嬉しいです。




