134, パーティー開幕!
ログインありがとうございます。
寝落ちして
データが消えた
悲しいな
俳句作りました。昨日のデータ無くなっちゃって……すいません。
久々ではないが慣れない正装に貴族の作った笑顔をはりつける。すでに心が……壊れそう。何が起きるのかちょっと考えたくない。
今日はお母様も参加するらしい。お父様は魔物の襲撃の時の傷が完治していないと言う嘘で休みだそうだ。俺が直々に治癒したんだから治らないわけないだろ!傷跡すら残ってないよ!なのに社交界復帰しない。俺と一緒でパーティー嫌いだもんね、お父様……
今日のノルマはランさんの目的を知ること。ランさんが単に学生時代の蹴りをつけようとしてるのか、それともそのほかに目的があるのか。その両方なのか。さて、ランさんが直々に落としにくるなんてことはしないと思う。ランさんの希望を聞いてそれを実行してる黒幕を捕まえなければ事件の解決は望めない。多分……
「竜馬っていつもこんなに動きづらい服着てるの?」
「まあね。でも俺の服より紗理奈の服の方が動きづらいでしょ?」
「そうね。竜馬のはズボンだからね。まだ動けるかもね。それでもその格好じゃ本気で戦えないでしょ?」
「戦えない。だけど軽装で行くのは無礼だからしょうがない。何かあった時は俺が剣を…嘘、ナイフを出すから安心して」
「竜馬の服のどこにナイフが?」
「うんとね。ここ」
そう言って俺は上着の内側を見せる。上着の右側に3本左側に3本だ。そして後ろにも2本隠してある。ナイフ持ってるのバレたとして片方しか見せなければ問題ないし、真後ろのナイフなんて誰も気づかないでしょ?
「竜馬の上着重そう」
「そうだね。持ってみる?」
そう言って俺は上着を紗理奈に手渡す。
「お、重い……」
「紗理奈のドレスほどじゃないでしょ?」
「でも、これは上着だけの重さだよ。そのほかにもいろんなの身につけてるじゃん」
そうだね。ベストとか?謎に重いベルトとか?まあ、他にも武器をいくつか持ってるってのも理由かもしれないけど。
「竜馬って持ってる武器いくつあるの?」
「さあ?それより紗理奈は何か持ってないの?」
「パーティーに余計なものを持っていく気にはならない。それに変なもの持って行って見つかった時のリスクが……」
「あーね。紗理奈にはみつかる心配あるもんね?俺は魔法で隠しちゃうからほぼ見つからないよ?」
そう言ったら紗理奈が拗ねてしまった。多分煽ったから。良いじゃん!揶揄うくらい!まあ、そんなこと言ったらもっと拗ねられるのは分かりきっているから言わないけど。
「ごめんって、ね?許して?今日紗理奈に無視し続けられたら俺死んじゃう」
「また竜馬はそうやって言って許してもらおうとする!それに弱いのがやだ……」
魔法の発動が追いつかなくて最後のところ聞こえなかった。なんて言ってたんだろ?もうヤダ的な事を言ってるだけなら良いんだけどたまにここで大事なこと言うから困っちゃうんだよね。
「さっきなんて言った?教えてよ?ね?良いでしょ?」
「なんでもない」
あーあ、大事な情報を見逃したかもしれない。今日は朝っぱらから運ないな。
ちなみに今日は会場が遠いから朝早くから出発している。お母様は朝寝坊だから馬車で寝ていくんだって、俺と紗理奈は朝早いのなれてるから眠くない。ジャイネが部屋に来た時にはもう支度が終わってた。まあ、ジャイネは呼んだ瞬間俺が部屋から出てきたから驚いたみたいだった。しかももう着替えてたし……ジャイネの仕事が減ったと思えば悪くない、か。
「もうそろそろじゃない?」
「そうだね。あと少しだ。ここからなら走った方が早いかもね」
「そうなのは竜馬だけだよ?」
「あれ?紗理奈は仲間じゃないの?紗理奈だってこっからなら走った方が早いでしょ?」
「確かにそうだけどさ……走りたくないこの格好じゃ」
「飛翔使えば問題ないでしょ?」
そうだけど……と言いながら目線を逸らしている。なんだろね?紗理奈が何を考えてるか分からないけどなんか理由があるね。結構悩んでる感じの……
それについて考えていたらついたらしい。「着きました」と声を掛けられた。俺は紗理奈より早く降りてエスコートのための手を出す。人前って面倒だよね。こんな事しなくちゃなんないんだから。
「ようこそおいでくださいました。グラート様」
紗理奈はグラート家の人間じゃないけどね。それは心の奥にとじこめておいた。お母様も後ろからついてきている。
俺たちは参加者が全員集まるまで自由に行動することにした。お母様と世間話を聞いても良いけど楽しくなさそうだったから。世間話は却下しておいた。俺はグラート家の出来損ないの息子という扱いをされているから自由に出来るんだと思う。いつの間にか俺は出来損ないになっていたらしい。馬鹿にされてる。まあ、めんどいからそんくらいの評価が嬉しいね。
次話もよろしくお願いします。評価していただけると嬉しいです。




