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133、決心

ログインありがとうございます。今日一回しか投稿できないかもしれないです。このあと頑張ってみます。

 噂、それは所詮噂かもしれない。でもその噂も大事な情報源な貴族。これからするのは醜い者たちの妬みの話。


 ラン夫人、この人は伯爵夫人だった筈だ。そしてお父様に好意を寄せていたらしい。お母様とお父様が出会ったのは学園、当時のお父様は婚約者を拒みに拒み続けていた為婚約者が居なかった。それを良いことに婚約者のいない令嬢はお父様に寄ってたかったと言っていた。その中にランさんもいた。それだけだったはず……そしてこの頃にはもうお父様の隣にお母様がいた。それを知らなかったんだ。いや、誰にも漏らさなかった。2人の秘密だと、そんな事を言っていたからランさんの怒りを余計に買ってしまった。それを今更どうこう言う方もおかしいけど、恥をかかせてやりたいという下心は丸見えだったそう。ランさんがこの家に何をしたいのかなんて分からない。


 それでも俺は嫌な予感がした。紗理奈から聞いた話で紗理奈自身もこの話を詳しく聞いていないけど知ってる限りのことを詳しく話してくれた。この家の不幸になる事だからって言って教えてくれた。


 と言うことは女神様……シアが転生する前に言っていたことが起きるってことだろうか?俺は一人そんな事を考えながらある事を考えていた。それは社交界に出るか出ないか。正直言ってパーティーに参加したくないなら裏で何かやってる人物を尾行して盗み聞きすればいい。それでもこの方法では集まる情報に限界がある。限界を越えるのは大変だから社交界に出てしまうのが早いと思う。でも、俺の感情は社交界に行きたくない。一回社交界に行ったら引けなくなってしまいそうだから。身分が上の人の誘いは基本的断れない。今までの俺は断っていたけど。理由は魔力のせいでとしておけば誰でも納得した。一回社交界に出て仕舞えば魔力は大丈夫なのだと捉えられ、断る理由がなくなってしまう。まあ、どうしても行きたくない時は先約があるのでと言うことにしておけば良い。その日本当にだれかと一度でもあえば問題がないのだから。


 まあ、何度も何度も同じ手は使えないけど。最悪手紙を読む前に家からいなくなれば問題がない。で、いつのまにかパーティーやらお茶会やらの日にちが過ぎていた。とでも言えばいいだろう。俺に対する誘いの手紙は両親が一度目を通している。俺に変な人間からの誘いを受けさせないように最低限の対策のつもりなんだと思う。実際は対策になってるかどうかなんてわからないけど、俺の予想ではなってない。名前を偽られたり、良い人ぶられたりしたら分からないし、俺が作った影の友達だと言われて仕舞えばもうお終わりだ。あとは俺がそのお茶会に行くか行かないかになってしまう。無防備だねぇ


「竜馬が社交界に出て苦しむならいかないほうがいいんじゃない?」


「まあまあ、そう言わないで。俺の感情よりこの領地を守った方が利があるでしょ?」


「それはそうかもしれないけど……でも竜馬が社交界に一生行かないってなっちゃうのも困るから」


「あ、俺が社交界に出ないと困ることってあるの?」


「断る方が大変。そしてその役目は私の役目だから困る」


 すいません。今まで社交界のことなんて全く頭にありませんでした。そして断ってるのが紗理奈だと言うことも。勝手に俺の親が断ってるのだとばかり……


「で、竜馬が一人で社交界に行くのが嫌なら私も一緒に行ってあげる」


「紗理奈来てくれんの?それは心強い。もし、紗理奈が来てくれるならはずれもの同士仲良くして!」


「何で私がはずれものになるのは当たり前設定なの!」


 だって貴族じゃないのに貴族が仲良くしてくれるわけないじゃん?貴族でもはずれものにされるんだよ?俺と仲良くしてよ?


「まあ、私は優しいから少しは一緒にいてあげる」


「ありがとう。優しいね」


「優しいよ」


 それ自分で言っちゃうかな?まあ、良いけど俺はそう言うの気にしないタイプだから!


「じゃあ、次のパーティーは3日後だから覚悟してね?」


「ん?今なんて言った?3日後?へ?早くない?」


「断ろうと思ってたからちょうど良いかな?と思って、それにこの前行ったこと調べるんでしょ?主催はラスさん味方の貴族だから」


 へぇ。行きたくなくなるようなこと言ってくれるね。ラスの味方のパーティーなんてやだよ。絶対目の敵にされるじゃん?


「嫌だったら竜馬は魔力解放しな。そうすれば誰も近寄ってこないから」


「そーする」


 嫌なものだけど断る紗理奈が可哀想だから俺は行くことにした。

次話もよろしくお願いします。評価して頂けると嬉しいです。

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