ハロウィン
ログインありがとうございます。今日二度目ですがハロウィンですね。なので季節が違いますが番外編です。
「今日はハロウィンって言ってお菓子をもらいにいく日なんだ。知ってた?」
「うん、子供がいけるお祭りみたいなの。みんな仮装していくらしいよ。使用人の子供が騒いでた」
「知ってたんだ。じゃあ話は早いね。いくよ紗理奈!」
そう言って俺は衣服屋に飛んだ。紗理奈を仮装してもらうのだ。お財布は俺ね。
「じゃあ、好きなの選んでおいで〜」
「あら、他人事みたいに言ってるけど竜馬くんも仮装するんだからね。Trick or Treatってね」
「ま、待ってくれ。な、なんで俺まで?」
「だって子供でしょ?」
「いや、俺はいい。Trick or Treatは子供の役目だもんね?」
「子供が子供の役目と会話ない」
そう言って俺は半ば強制的に連れて行かれてしまった。いや〜!助けて〜!なんで!なんで俺が仮装させられてるの!
俺が無理やり、無理やり着替えさせられたのはヴァンパイアの衣装。そして紗理奈はまた変な衣装に着替えさせられていた。多分魔女、杖持たされている。
「えっと、かわいい?」
「うっ」
「可愛いって言ってやんな」
なんで、もうや〜だ〜
「カ、カワイイ……」
「そ、そう、かな?」
なんでこんなこと言わされてるの!俺こんなこと言う趣味ない!じゃなくて俺の衣装値段が……
そんなことを思っていたら紗理奈が私だけに仮装させて何したかったの?とか言われちゃって、なんて反応していいか分からなかった。俺の格好見て似合ってる、ってどうよ?ヴァンパイアの格好してる俺見て似合ってるって。なんか地味に傷つくんだけど普段はなんか竜馬っぽくないとか言われるのに。なんで今日は似合ってるなの?それ闇に人間じゃない方がいいよって言ってる?俺だって一応、ものすごく一応人間なんだからね?
「Trick or Treat」
お証くれないと悪戯するぞ。ね、なんかお菓子とってるみたいで気が引ける高いお菓子をさ平民から奪ってるみたいだからさ、身分ってよくないよね。身分でお金持ちかどうか決まっちゃうんだよ?
そんなことを考えながらお菓子をもらっていた。まあ、だんだん楽しくなるよね。こんな街の人と仲良くできる企画なんてほとんどないから
で、今回の仮装パーティーというか仮装散歩では謎の人物を見つけてしまった。それは本物の魔族
「あのーみなさん?ここにいて大丈夫な人ではないですよね?」
「そうだね。大丈夫ではないかもね」
そう、本物の魔族とは大悟たちのこと。魔力は隠してるけど羽と牙は隠してない。まあ、ここにいても問題はないと思うよ?だって今は仮装パーティーの最中。羽や牙をつけてる人間なんてそこらじゅうにいる。魔力さえ隠してれば、俺たちと一緒にTrick or Treatって行けるかな?
「人間の言葉でTrick or Treat、お菓子をくれないと悪戯しちゃうぞ。だっけ?」
「そう、容姿的に言えば子供だからもらえると思うよ。仮装が上手な人は特別なお菓子がもらえるらしいよ」
俺たちは試しに一つの家に行ってみることにした。
「「「「Trick or Treat!!」」」」
そしたら驚いたような顔をしたおばあちゃんはお菓子を一つずつくれた。そして俺たちが持ってるお菓子を見て一言呟いた。それを拾わないほど聴覚が麻痺してないから。いや、普通の人間には聞こえないレベルだよ?
そのお菓子は……やっぱりそうだよね。この子ら仮装上手いもんね。奥にいる子たちも結構だよ。
そう言っていた。さて、これが仮装うまいとはどう言うことかな?周りを見てもマントを着ていたり羽や牙がついていたりして豪華な仮装をしている人もいっぱいいる。その人たちもうまいってことかな?
で、おまけ情報としてくれたのは今年の特別なお菓子はマシュマロらしい。ということ。この中に入ってるのほとんどマシュマロだ。マシュマロをあげられる人数はひと家族10人までと決められる。大丈夫かな?
「ハロウィンといえばやっぱり魔物狩りでしょ!」
と言う事で魔物狩りをすることになったんだけど、みんな一人一匹って決めてるらしい。だから俺たちも1人一匹。それらの魔物を美味しく料理してくれたのは紗理奈。買い出しは俺、お財布も俺、今日はお金使いすぎた。そしてまた日常じゃ着れないようなギラギラの服にして……Yシャツなんて銀の糸で作られてる光沢のあるものだ。こんな目立つの誰だって着ないでしょ?
「なんでハロウィンは狩なの?」
「そう言う決まり、ハロウィンパーティー一緒にやる?」
「じゃあ、お邪魔しようかな?」
俺たちは魔族のハロウィンパーティーに参加することになった。楽しみだな。
次話もよろしくお願いします。評価して頂けると嬉しいです。




