最初の投資先の中間決算
衆議院議員選挙が終わった。
与党は安定多数を確保し、それを好感して月曜日の日経平均株価も急騰した。次の火曜日は少し落としたけれど。
選挙結果、人それぞれに見方はあるだろうけど、あたしには分配ばかり訴えたところが議席を減らし、改革を訴えたところが議席を増やしたように思えた。批判ばかりされても現実的な対案が示されなければ未来への道筋は見えない。文句を言うだけなら誰だってできる。解決策を示すのが政治の仕事なんじゃないの? 若輩者のあたしにはまだ生意気なことしか言えないかもだけど、あと二年ほどで誰かを選ぶ権利を持つ。未来への道筋を示すことのできる人は?政党は?という視点を持つ必要があるんだと思った。
同じことは株式投資にも言えること。未来への道筋を示すことのできる会社は社会のニーズを掴んでいるから、人も集まり、その製品やサービスも広く利用される。業績も伸びる。株価も上がるだろう。
そう考えると、株式投資は選挙と似ている。投資という形で企業に票を入れる。人気が集まれば株価も上がる。だけど、一時の空人気で株価が上がっても、実力が伴わなければ人気は離散する。未来への道筋を示し、実力を持つ企業はどこだろう。その会社に未来を託したい。やっぱり見る目が必要だ。
株式投資をギャンブルだと切って捨てる人がいる。そうじゃないと、あたしは思う。未来の選択をする。それが株式投資の本質。その選択が正しければ、大きな果実を与えてくれる。間違っていれば、我が身にも降りかかってくる。だけど、未来は目先の話ではない。だから長い目が必要なんだ。
あたしの持ち株のひとつ、日本航空が中間決算を発表した。
コロナ禍で大変だった前期比では売上高を伸ばしているものの、まだ赤字が続く。通期見込みも赤字だ。
売上高だって一昨年に比べれば低水準だ。
日本航空に限らない。ANAホールディングスも、JR上場各社も赤字赤字。緊急事態宣言が続いた影響を受けた形だ。その緊急事態宣言も解除され、学校も通常に戻り、街にも賑わいが戻ってきた。8月にあれだけ猛威を振るったデルタ株も今は嘘のように収まっている。けれど、マスクは外せないし、さあはしゃぎましょうかという雰囲気にはなれない。
それでも海外からの訪日客への制限緩和が実現されれば、客足も戻ってくるはず。半ば勢いで買ったとは言え、あたしの最初の投資先だからここはじっくり長い目で見てゆきたい。
11月2日現在、あたしのポートフォリオ。
・3964 オークネット 200株 8月13日購入 買値1,779円、現在 2,427円、評価額485,400円、含み益129,600円
・7453 良品計画 200株 8月16日購入 買値2,301円、現在 2,276円、評価額455,200円、含み益▲5,000円
・9201 日本航空 200株 7月30日購入 買値2,250円、現在 2,505円、評価額501,000円、含み益51,000円
・現金 734,000円
・評価額計 2,175,600円、含み益175,600円、含み益率8.8%