表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
群青と灰色のサピエンティア  作者: Sy
槍の王 第2部
12/24

インタールード

ガルガーノ聖堂の最下層に、アスタロットは怯えた表情でうずくまっていた。大理石の空間からは光が消え去り、漆黒の闇の中でその女悪魔は恐怖に震えている。そして、彼女を見据える様にある男が眼前に立っていた。


「お、お許しくださいませ!」


すると男はアスタロットの口元を鷲掴わしづかみにし、顔と顔を近づけて囁く。


「黙れ。こうされるのが好きなのだろう?」


アスタロットは恐怖と激痛に白目を向け、口からは血とよだれが噴き出している。


「お、おで…がい…しばぶ…おじひを…」


どうにか声を発するが、意味を成しているかアスタロットは不安になった。


「蹂躙しても、されるのは嫌いか。」


そう言い残し、男はアスタロットの頭を掴む力を増してゆく。メキメキと言う音を立ててアスタロットの顔面が歪んで行った。


「び…だ…じげて」


救いを請うその女悪魔の頭蓋が林檎りんごを手で握り潰すかの様に砕けた。


「案ずるな。何度でも現世に戻ってくるがいい。その度に余がまたお前の頭蓋ずがいを砕いてやろう。」


そう言って、男は顔についた青い鮮血を汚物を払うかの様に拭った。

第2部ガルガーノ編、ここまでお読みくださり本当にありがとうございました。後半はエウロギウスの悲恋を描くウォルグレイブ編へと進みます。どうぞ宜しくお願いします。励ましの言葉待ってます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ