[チナツ]の特訓(中編)試験その5
[チナツ]は仰向けに倒れてしまった。
[チナツ]が目を覚ました時、試験は終了していた。
そして、2つ目の試験が終了してから3時間が経過していた。
「・・・ウソ・・・」
2つ目試験の結果は当然、ダメだっただろう。
しかし、目の前にはまだ、部屋が存在している。
『終了なら、連絡があるはず。[ミチル]さんが出てこない。
つまりまだ可能性はある。残り時間も少ない。次の部屋へ・・・』
3つ目の扉を開けた。
[チナツ]は驚愕する。
「え・・・?」
2つ目の部屋と同様、精霊がたくさんいた。
「また・・・?」
嫌な予感が[チナツ]の頭をよぎる。
突然誰かに呼び止められた。
「やっと来たのね。 解答用紙はあそこ。」
さっきまで、まったく会話が通用しなかった精霊
それが今は会話が通用している。
問題「大きな木に触れたらどうなったか解答用紙に記入しなさい」
呆気に取られていた[チナツ]
「今から試験開始。じゃ、がんばってね。」
そう言い残して、木の上に移動した精霊。
念のためほかの精霊にも聞く。
「大きな木に触れたらどうなったか解答用紙に記入しなさい」
「大きな木に触れるとどうなったか解答用紙に記入しなさい」
「大きな木に触れるとどうなりますか?解答用紙に記入しなさい」
「大きな木に触れるとどうなったか解答用紙に記入しなさい」
『2つ目は、まだ続いていたんだ。・・・どおりで・・・』
解答用紙に記入する[チナツ]
「異能の力が抜けていき、気が遠くなって、3時間気絶しました」
解答用紙に記入が終わった。ペンを戻した。
景色が変わる。
最初の部屋の大きな砂時計の前だった。
残りの部屋の数を確認するが4つでなく、5つだった。
試験時間も何故か一時間経過しただけであった。
『・・・二つセットだったんだ、あれで一問』
解答が終わったことを確信して次の部屋へ向かう
[チナツ]であった。
[チナツ]は本当の3つ目の部屋へ向かった




