[チナツ]の特訓(中編)試験その3
2つ目の部屋へ向かって行く[チナツ]
一回り大きくなった[らん]の姿に
笑顔を取り戻した[チナツ]。
二つ目の部屋へむかうのだが・・・
「はいは~ぃ。 このお部屋の問題は
精霊たちに教えてもらってね。
今度は机の上の解答用紙に正しく記入すること。
ペンはさっきと同じよ。」
目の前に精霊がたくさんいた。
「それじゃ、スタート」
[ミチル]の掛け声とともに砂時計が作動する。
目の前にいた精霊に声をかけた[チナツ]だったが・・・
「・・・〇×▼▲◇■◎・・・」
そう言い残して
目の前を通り過ぎ大きな木の上へ・・・
『え・・・? なんて言ったの?』
[チナツ]は茫然とした。
こちらの言っていることが通じているのか?
はたまた、返事をくれたのか?
また、目の前に来た違う精霊に声をかける。
しかし・・・
「・・・*▼■×〇▲△・・・」
またも、木の上に精霊は移動した。
自分も移動し、どんどん違う精霊に声をかける
「・・*▼■×・〇・・▲△・」
「・・・*▼△×〇・・■▲・」
「・▲▼■△・・*×〇・・・」
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「・■・・▼×*・・〇▲△・」
「・・*▲△・・・▼■×〇・」
「・▼■・・*・×〇▲△・・」
「・〇・・*×▲△・▼■・・」
同じような返事のようなものしか返ってこなかった。
共通点があるとすれば、
最初の精霊と同じように大きな木の上へ行ったことだ。
「何を言ったか・・・わからない・・・」
とりあえず机の上の解答用紙を見るが、
解答欄は大きな四角が1つあるだけだった。
砂時計の砂がどんどん落ちていく。
すべての精霊に声をかけ終わったが、
未だ出題内容がわからないままの[チナツ]であった。
一大事。精霊は何と言ったのでしょうか?




