[チナツ]の特訓(中編)試験その2
問題閲覧、解答記入が1回しかできない。
それにショックを受けた[チナツ]は・・・。
一時間経過。 ペンは強制回収された。
解答の記入が一度しかできないことにショック受け、
問題を解くほうに専念していた[チナツ]。
大きな六面体に記入をしなければいけないことを
失念していたようだ。
大慌てで、大きな六面体に
異能の力を流す。そして、記入しようとしたのだが・・・
「あ、あ・・・」涙目になる[チナツ]。
解答の誤記入が許されない制約の上に、
問題の閲覧、解答の記入が一度しかできないのだ。
慎重になりすぎて、時間の配分が上手くいかなかった。
「終了ね。 おつかれさま」その言葉を聞いた途端、
一つ目の部屋が消失、[チナツ]は外に出ていた。
呆然と立ち尽くす[チナツ]。
「[らん]・・・」と一言つぶやいた。
「はいは~ぃ。 [チナツ]ちゃんおつかれさま。
一つ目の試験、採点終わったわよ。
本当なら、全部終わった後に言うんだけど、
今回特別ね。2つ目以降はいわないから・・・」
「・・・」沈黙し、肩を落としていた[チナツ]だったが・・・
「一つ目、ノーミス。 次もこの調子で」
呆気にとられた[チナツ]。
「え・・・? なんで・・?」
「あらあら? 気づいてなかったの?
問題をしなさいでしょ? 記入しろとは書いてないでしょ?
理解してたと思ってたんだけど? 結果オーライってやつ?」
「時間切れで記入できなかった・・・」正直に漏らす[チナツ]。
「あらあら? よかったわね。 終わったから言うけど、
記入してたら間違いよ。 <謎解きの部屋>は無事クリアね。
そうそう、この試験の情報、他の人に漏らしても失格だからね。
言い忘れてたから。今言っとくわ。」
[らん]は無事よ。ほら」
一回り大きくなった[らん]の姿があった。
「次、行きます。 元気な返事が返ってきた」
力強く、2つ目の部屋へ向かって行く
[チナツ]の笑顔があった。
結果オーライでした。




