[チナツ]の特訓(中編) 筆記試験の説明
まずは説明から。
[ミチル]の説明。
内容は以下のとおりである。
●【六面体結界】内で[チナツ]の異能は無効。
完全に知識能力だけのテストではない。
●筆記試験だが、
一度誤記入すると記入訂正は効かない。
●不正行為はもちろん、即失格。
●各試験一時間。 試験中の質問、離席は認められない。
試験と試験の間の間隔は自由であるが、休憩時間も含め
七つを十二時間以内で終わらせる必要がある。
●[ミチル]による採点。異議申し立ては認めない。
●誤解答により、[らん]がダメージを受け、
徐々に小さくなっていく。蓄積ダメージが
一定量に達すると存在消滅。
「おおまかに説明するとこんな感じ。
笑顔でいられたら、必要なかったんだけど・・・」
ため息をついて漏らした[ミチル]の一言。
「え・・・?」呆ける[チナツ]。
「次、会った時、笑顔でいなかったら
承知しないって言わなかった?
[ヒカル]もヒント与えてたでしょ?」
「で、でも・・・」食い下がる[チナツ]に
「あれ以上は、不正行為に該当しかねない。
[ちなつ]の笑顔でいられた時間。
それが持ち点。 無得点になったら終わり。
まず、一つ目。 好きな部屋に入りなさい」
[チナツ]の目の前に、透明な部屋が七つ現れたのだった。
[チナツ]は左端の部屋に飛び込んだのだった。
笑顔の理由
こういう事だったようです。




