[ハルカ]の特訓(序章)
特訓の説明中。
「あ~、まず最初に言っておく。課題が多い。
けど投げ出すな。やり遂げたら・・・は無理かもしれんが、
最後までついてこれたら、ご褒美やる」
真剣な顔つきの[ヒカル]に気圧される[ハルカ]だったが、
「わかりました」と真剣な顔で返事をする。
「異能に関して。まず、お前さんの身体つきがまだまだ。
成長期だから全体のバランスがうまく取れてないのが
原因の一つなんだが、精神面も影響する」
うなずく[ハルカ]。
「今回、[ゲン]が負傷してたことで
精神面がかなり乱されていた。 制御自体にも課題はあるが、
おまえさん、精神面弱すぎ」
「え? あの時、いたの? [ヒカル]さん?」
説明中ではあるが、口を挟む[ハルカ]。
「落ち着け、私は光の力も扱える。
光を通してお前たちを見ていただけだ。
今回、ヤバそうだったんで急いで駆けつけたんだがな」
「じゃ、[るー]どこへいったのか・・・」
「なんでもわかるわけじゃない!
四姉妹を見ていただけだ。
相対した相手くらいはわかるがな・・・」
「そう・・・ですか・・・」しょげる[ハルカ]。
「まず、力を無駄遣いしすぎ。言ってみれば垂れ流し。
制御が上手くできていないせいだ。例えば【疾風陣】、
大雑把に身体を覆っているだけだ。
もう少しうまく使えてたら、[ゲン]
もっと早く運べてたぞ。時間半分くらいかな?」
「ウソ・・・。そんなに違うの?」ショックを受ける[ハルカ]。
「当たり前だ。 こんな感じだぞ、お前の」
コピー[ハルカ]に【疾風陣】をいともたやすく纏わせる[ヒカル]。
「え?え?え? [ヒカル]さん、光属性でしょ?
なんで風属性使えるの? しかもあっさりと??」
「オイオイ、そこから説明しないとダメか?
私の名前は[ヒカル]だが[火風瑠]でもある。
一応、三文字+(トリプルプラス)修了だ。
記録上は・・・だが」
「え?え?え?」 変な顔になって考え込んでいる[ハルカ]に、
「こりゃ、座学も追加かな?」 [ミチル]が頭を抱えた。
特訓の課題が増えました・・・。




