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まだまだ未熟 ※いろんな意味で
[るー]を忘れてきた[ハルカ]
吉と出るか凶と出るか・・・。
『お仕置きはイヤ~』
そう思いながら[ハルカ]は必死に走っていた。
通常の[ハルカ]なら、問題なく間に合うが、
[アスカ]を抱えてでは、勝手が違う。
『間に合わないかも・・・』そう思っていると、
診療所の手前の最終曲がり角を残し、
一直線の場所に差し掛かった。
『今しかない』と[ハルカ]は異能を発動する。
「疾風迅!!」
[ハルカ]の周りに小さな風の渦が複数出た。
空気抵抗を奪い、それを推進力に変換する異能。
[ハルカ]は完全制御不能であるが、
一直線の場所なら問題ないと判断した。
「[アスカ]ちゃん、しゃべると舌を噛むよ」
そう言いながら、グングン加速していく。
脇にかかえられた[アスカ]は「はやい、はや~い♪」と笑顔だったが、
ぼそっと一言。「ぬかるみ発見!」
最終曲がり角でなんとか耐える[ハルカ]
「ズ・ズ・ズ」と横滑りする。
そして・・・。
次回で、診療所到着です。
多分ですが・・・。




