美術館入り?
油絵を消し去ってほしい[ハルカ]はお願いする。
「はうぅ、恥ずかしい」
着替え終わった[ハルカ]。
目の前の油絵を指さし、
「[ミチル]さん、この油絵恥ずかしいからやめてください。
お願いします」頭を下げる[ハルカ]。
『『『あ~ぁ、知~らない・・・』』』
[ハルカ]の姉三人は同じことを思っていた。
「わかったわ。油絵を下げましょう」と[ミチル]は言う。
「ありがとうございます」元気よく頭を下げる[ハルカ]だったが・・・
「平面にしたのが気に入らなかったみたいね。 立体にしましょう」
「え・・・?」思考が止まる[ハルカ]。
「それじゃ、奥の手使ってみましょう。
お義兄ちゃん特性アイテム。
【お絵描きの髪留め】」
[ミチル]は自慢の黒髪についていた二つ折りの髪留めを外す。
開くとお絵描きセットが現れた。
どこに入っていたのか不思議なくらいの膨大な量のものが現れた。
そして、油絵に手を加えてゆく。
油絵が形を変え、目の前の空間に[ハルカ]そっくりの物体が現れる。
先ほどの全裸土下座のままの姿、寸分たがわずに・・・。
「え?え?え?」目の前の出来事に呆気にとられる[ハルカ]。
「う~ん、いい出来だわ。 会心の作ね」満足げな[ミチル]。
「会心が出たのか。久しぶりだな。また、美術館入りか?」
[ヒカル]が、ほぉ~・・・といった顔で言う。
「お願いだからやめてください~。
私の全裸土下座みんなに見られちゃう。
お嫁に行けなくなる~。」泣きながら全力で[ミチル]に
懇願する[ハルカ]であった。
[ハルカ]はいじられキャラですな。




