四女(ハルカ)との対面(前編)
[ハルカ]・・・ダメだろそれは・・・。
「[ハルカ]久しぶりね。[ミチル]のこと覚えているかしら?」
獲物を見るような目で[ハルカ]を見る[ミチル]。
「四姉妹がどんなにつらい目にあっているか
わかっていない、[ミチル]さんでしょ?」
喧嘩口調の[ハルカ]が言う。
「へ~、あの時のこと覚えててそういう答えが出てくるんだ。
助けてもらって、お礼も言えないの・・・」
怒気を放つ[ミチル]。
「お、お、脅したって、事実だし。
四姉妹が精霊たちと一緒に戦った。
精霊たちがいなくなった。
おそらく、消滅した・・・。
[チナツ]ちゃんなんて、[ダイチ]にトドメさしたんだよ。
相思相愛だったのに・・・。
島のみんなが傷ついて、診療所もなくなって・・・。
なんで、なんでもっと早く来てくれなかったの?」
大声でなく[ハルカ]。
自分が理不尽なことを言っているのはわかっていた。
しかし、圧倒的な力をもっている叔母二人が間に合っていたら
犠牲者はでなかったであろうと[ハルカ]は思ったのだ。
間に合っていれば、たしかにそうであっただろう。
「・・・いいたいことはそれだけ?
自分の力不足を棚に上げて、それで八つ当たり?
久しぶりに会ってみれば、全く成長していない。
心も身体も、なにもかも・・・。
風精霊もかわいそうね」
冷たい言葉で冷静な判断を下した[ミチル]。
「[るー]のことは悪く言わないで!
最期まであのこは私を守ってくれた」
怒りに任せて[ミチル]に殴りかかる[ハルカ]。
「きかない、きかない。 それ以前に当たらない。
攻撃も雑、精度も並以下。 鍛えなおす必要ありね」
障壁展開すら放棄し、かわし続ける[ミチル]。
「もう、怒った」[ハルカ]は異能を発動させるのであった。
[ハルカ]八つ当たり、いっきま~す。




