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[闇の王]vs四姉妹(決着編)
【封印陣】完成せず!
【封印陣】が発動せず、手の打ちようがない状態だった。
四姉妹も諦めかけていた時だった。
「・・・ったく、しょうがねぇなぁ・・・」
長い間、姿を消していた[さら]が現れたのであった。
「躊躇するなっていったはずだぞ[ヒトミ]。
戸惑いが消滅前の俺に力を与えたことになったがな・・・。
残りの一つ、俺が背負う」
[さら]は残りの角を自らの身体を宛がう事で、
[ヒトミ]の発動できなかった力を補った。
[さら]の加入で【封印陣】が発動したのであった。
大きな音、眩しいばかりの光が[闇の王]を包み込む。
そして、闇の王は結界内に閉じ込められていたのであった。
それを見た四姉妹は安心しその場にしゃがみこむのだが、
[闇の王]は動じていなかった。
冷静に結界を見渡し、大声で四姉妹に言った。
「ひょっとして、コレで終わりのつもりか? 」
封印する前に七日も期間があったのだ。その間に[闇の王]は力を蓄えていた。
その力の前にあっさりと四姉妹と[さら]の全力の結界が砕け散ったのであった。
そう、それは結界内に力を充満させ、風船が破裂するように
いとも簡単に・・・。
四姉妹、封印に失敗!




