神殺しの称号
[水神王]が攻め立ててます。
[水神王]が容赦なく[ラスト]を攻め立てる。
自分の奥の手を奪われ、不利な状況。
空中戦は[水神王]の独壇場であった。
ふと、目を向けると詠唱中の[アスカ]、意識を手放している[ヒトミ]の
姿が目に入った。
地面に足のつき、二人を背にして[水神王]と対する[ラスト]。
途端に、攻撃が当たらなくなった。
攻守が逆転する。 攻め立てる[ラスト]。
防衛に徹する[水神王]。
大技こそ出ていないが、徐々に削られてゆく[水神王]の力。
そして、[水神王]が地に膝を落とす。
「これで、俺の勝ちだ。神殺しの称号が手に入る。
異能神王に俺はなるのだ~!!」勝ち誇ったようにトドメをさしに行く[ラスト]。
「愚かなり。 [ラスト]もまた、利用されしものである」と[水神王]。
「さらばだ、[水神王]。[アスカ]達もすぐにあの世に送ってやる」
[ラスト]の拳に力を集め強烈な一撃を放つ。
そして拳が[水神王]の身体を突き破った。
「ようやく、抑えたわ。 これで離れられんぞ」と
[ラスト]の自由を奪う[水神王]。
そう、それは命を懸けた罠であった。
「ワシの身体には【死雷水流】を巡らせておる。
そなたもワシからもう、離れることはできぬ。
そして、そなたの【死雷水流】、ワシの【死雷水流】は
すべてここに集めた。 共に消え去るがいい」
[ラスト]と[水神王]を水の檻が取り囲む。
そして、[アスカ]の詠唱が終わったのであった。




