時間稼ぎ。[りー]は状況分析中。
[ヒトミ]の火時計が一つ目の炎を消したのであった。
[ヒトミ]の【休息の火時計】が発動し、
周囲の約十キロ〔診療所内を除く〕ほとんどのものが停止していた。
診療所の外にいる意識を手放した[ヒトミ]も例外ではなかった。
・・・診療所内
『オイオイ、いったい[ラスト]は何を考えているんだ?』と
唯一残っている精霊、[りー]の身体は大きくなっていた。
『身体が元に戻ったということは? [アスカ]も
元に戻ったか?』と考えつつも、[アスカ]のところへ向かう。
診療所で疲労困憊の[アスカ]は
立派な成人女性の身体に変化していたが、眠ったままであった。
[アスカ]は本来あるべき姿に戻っていたのだった。
『[ヒトミ]が意識を手放したか・・・。残る[さら]が燃え尽きるのが先か、
[アスカ]が起き上がるのが先か、間に合わないか・・・』
[りー]は診療所の外を見つめていた。
「なんてことだ・・・【死雷水流】を発動させてやがる。
[ヒトミ]がなんとか発動直後で止めたってところか?」
[ヒトミ]の火時計を見て、察する[りー]。
『【空間封鎖】して、[ラスト]ごと閉じ込めるか?
いや待て、【死雷水流】の無害化?
死属性だけに・・・
四属性で相殺するにしても、三人は使い物にならないくらい消耗している。
[アスカ]の力がでかいとはいえ・・・』
[りー]の長考が終わる頃、火時計の炎は残り一つとなっていた。
「俺も、覚悟を決めるか・・・」
再び、[アスカ]のそばへ行き[りー]は[アスカ]のお尻に
噛みついたのであった。
[りー]は[アスカ]のお尻に噛みついた。




