対決!火vs水
消耗している[ヒトミ]のところへ、[ラスト]が登場。
『くっ、まずい状況ね。』
[ヒトミ]は状況判断をするが、手も足も出ない。
繰り出す【炎の壁】も、ことごとく
水撃により消されていく。
さらに悪いことに、水が蒸気になり、湿度が増す。
火の能力が低下していくのだ。
まだ、[ラスト]は様子見のようだった。
万全の状態でも分が悪い。それでいてこちらは消耗している。
【凍衷火葬】、【火止見】、【火凍見】
いずれも火属性相手のもの。水属性には意味がほとんどない。
【炎の壁】も防げるのは、一撃のみ。
消耗が激しすぎる。
「さて、そろそろ終わりにするか。まとめて葬り去ってやる」
[ラスト]が詠唱を始めた。
まさか・・!!
[ヒトミ]は確信した。 このままでは、全滅してしまう。
診療所で傷つき、倒れている三人。回復もすぐには無理。
・・・唇をかみしめる[ヒトミ]。
[さら]の一言を思い出す。
『いいぜ、いつでも使え。 ただ、躊躇だけはするな!』
「・・・最後のカケ。[アスカ]ちゃん後はお願いします。
[ヒトミ]の「ひとみ」は「【瞳】」の[ヒトミ]」
[さら]が大きな炎の瞳へと姿を変えてゆく。
『・・・[さら]・・・ゴメンナサイ』心の中で別れを告げる。
それと、ほぼ同時に[ラスト]の詠唱が終わる。
「[ラスト]の「らすと」は「【雷水止】」の[ラスト]
雷を帯びた水でおぼれ死ね。
さらに、念には念を。
「[ラスト]の「らすと」は「【最期】」の[ラスト]
この水に触れたものに、生命の最期を」
異能が発動する。
「【死雷水流】!!」[ラスト]の周りから水が溢れ出てきたのであった。
[ラスト]の大技発動しました。




