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診療所の四姉妹 ~春夏秋冬~みんな集合~  作者: 水風地火
Season1 (不穏な影)
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炎の円舞(中編)

[ヒトミ]の嫌な予感は・・・

「[カイト]の「かいと」は「【火糸】かいと」の[カイト]


まずは、舞台ステージを決めよう。舞台ステージに上がってもらう」

森の木々に炎の糸を張り巡らせ、周囲を囲い込む[カイト]。

十メートル四方であろうか? 張り巡らせた糸で空間が出来上がった。


周りが高熱で覆われたことに気づく[ヒトミ]。


「さて?周りは熱源だらけだ。 キミは感知できるかな?」

いやらしい笑みを浮かべる[カイト]。


糸による攻撃をかわし続ける[ヒトミ]。

紙一重でかわし続けていたはずだったが、

布の焼けるようなにおいがし始める。


[ヒトミ]の顔から焦りがうかがえたように見えた。

[カイト]はすかさず、炎の糸で追撃をかけていく。

糸は[ヒトミ]を追尾してゆく。


[ヒトミ]の上空間に位置した[カイト]は、さらに唱え始める。


「[カイト]の「かいと」は「【加糸】かいと」の[カイト]

糸よ紡いで、縄となれ。 縄よ紡いで網となれ!」


糸が集まって縄を形成してゆく。その縄がまた集まり網を形成した。

糸が集まるごとに温度が上昇する。糸から縄になった時点で

温度は数倍に跳ね上がっていた。


当然、周りの木々も燃え上がっていた。


「死ぬ前にお目にかかれてよかったな。

古代文字いにしえのことばの応用技だ。

イトヘンと呼ばれる言葉をボクは新しく扱えるようになった。

今まで見たいにかわし続けることはもうできまい!

これだけの高熱だ。網でとらえられた瞬間、お前は燃え尽きる。

ボクの勝利だ!」


勝利を確信した[カイト]は高らかに笑いながら言った。


炎の投網が[ヒトミ]の頭上にまで迫っていた。


[カイト]がよくしゃべります。


炎の投網が[ヒトミ]に迫る。

[ヒトミ]の運命は・・・?

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