炎の円舞(序章)
いきなり、炎の薔薇を投げつけられた[ヒトミ]は・・・
「・・・全く」と、ため息まじりに炎の薔薇を叩き落す[ヒトミ]。
「あれれ? ボクからのラブコールはお気に召さないかな?」
「いい加減にしてちょうだい」頭を抱えている[ヒトミ]。
『いつものことだけど、ホント精神面に、負担くるわ』
キッと正面を向く。
「怪盗[カイト]参上! 今日は君の心ではなく、
心臓を頂戴するよ」どこぞの演劇の主人公風の
吐き気を催すセリフを言う[カイト]
「そんなことされたら死んじゃうでしょ!」と、
すかさずツッコミを入れる[ヒトミ]。
下手にツッコミを入れるものだから、相手も調子にのるのだ。
「あなたたちが、今回の主犯であることはわかっているの。
私達の命も狙っているようだし、今日は遠慮はしない!」
[ヒトミ]は怒気を放ちながら言う。
「怖いねぇ。でも、ボクも強化してもらったからね。
今日こそキミに勝つ。精霊の加護をもらうのは、ボクが相応しい」
「呆れた。 ただ、それだけのために自分のしたことがわかっているの?」
闘う構えを取りながら言う[ヒトミ]。
「ボクにはNO.1が相応しい。
今日こそ、蛇退治だ」
[ヒトミ]の構えをみて、対する構えをとる[カイト]。
・・・しばしの静寂
互いに様子を見る二人。
そこへ大きな音が響く。
[ヒトミ]が叩き落した炎の薔薇が爆発したのだ。
それが、闘いの合図となった・・・。
[ヒトミ]と対する男、[カイト]。
お気づきかと思いますが、火属性の使い手です。




