表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
診療所の四姉妹 ~春夏秋冬~みんな集合~  作者: 水風地火
Season1 (不穏な影)
33/338

地(つち)の民(結末編)

[地夏ちなつ]に飛び込んでいった[らん]は・・・

・・・少々時間逆行すこしさかのぼります・・・


[ダイチ]を背負い、急ぐ[地夏ちなつ]。

徐々に吸血鬼化が進んでいた[ダイチ]は


[地夏ちなつ]の首筋めがけて刃を立てる。


噛みつかれる直前、間に[らん]が飛び込んだ。

[ダイチ]の口めがけて突っ込んだ[らん]は、

呆気なく、上下真っ二つに食いちぎられたのであった。


猛スピードの中、落とされた[ダイチ]。

そして、[地夏ちなつ]の足元には[らん]の身体があった。


「無事・・だった? [チナ]」弱弱しい声で尋ねる[らん]。


「どうして・・? 私なら・・・」涙ながらに返事をする[地夏ちなつ]。


「バチがあたったんだよ。 回りくどいやり方でなく、ストレートに


[地夏ちなつ]が[チナツ]だって、


[ダイチ]あいつに教えてあげればよかったんだ。

両想いだったんだよ、二人は。

[チナ]、失恋させたのはアタシ。キューピットのつもりが・・・ゴメンネ。


[ダイチ]あいつはもう、吸血鬼。人に戻れない」


「私なら・・・」


「一緒に吸血鬼に・・なったら、自我を失くす。

私が倒さなければならなくなるよ。

貴女の良いところは優しいところ。


でも、殺してさいごをみとってあげる優しさも持って。


私の・・・最期のお願い。 私の代わりに人として生き続けて・・・」

瞳を閉じる[らん]。


後ろで大きな音とともに、吸血鬼となり巨大化した[ダイチ]が迫ってきた。


「[らん]、少し待っててね。 すぐに終わらせるから・・・」


【封燐〔火風〕斬ふうりんかざん】を発動させる[地夏ちなつ]。


「・・・さようなら。 私の好きになった[ダイチ]ひと

そして・・・ゴメンナサイ。」


炎に焼かれながらも、再生を続ける[ダイチ]。


【封燐〔火風〕斬ふうりんかざん】の裏、【封印〔火風〕斬ふういんかざん】」


再生能力をはじめ、すべての能力を封印され、焼かれてゆく[ダイチ]。


「・・あ・り・が・・とう」の言葉を残して・・・。


振り返り、[らん]のいた場所に戻る。


・・・[らん]の姿はなかった。


その場で泣き崩れる[地夏ちなつ]の姿があった。



・・・Side[???] 


「これで、二つ・・・」


涙腺が弱くなっているのでしょうか?

涙で文字が見えないことがあります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ