地(つち)の民(後編)
驚愕する[ダイチ]に・・・
「・・・まさか・・? 貴女は・・?
地の姫様? 」驚愕する[ダイチ]。
「やっと、会えた。 結婚してください」
なにやら、場違いな発言である。
・・・
数年前、とある城の行事で地の姫様?を見かけ、
一目ぼれをした[ダイチ]。 いろいろ手を尽くすが、手掛かりは
一つを残してなかったのである。
[らん]の「シュークリームが好きなんだって言ってた
あと、二股かける奴は最低とか言ってたけどね」以外は・・・。
[ダイチ]はともに考古学を研究していた[チナツ]に別れを告げた。
[チナツ]とは良き友、良き仲間ではあったが、
異性と一緒にいると、二股ととられかねない。
「すまないが、もう会わないようにしよう」と[ダイチ]
泣き崩れる[チナツ]。
同年代で仲の良い友、だんだん好意が高まってきた相手。
お互いのことをよく理解し、一緒にいることが楽しかった人。
「ど・うし・・ 」[チナツ]がすべてを話し終えるのを待たず、
[ダイチ]は姿を消した。
[チナツ]が初めて作ってきた、手作り弁当を
受け取ることもなく・・・。
それから、会うことはなく今日がやってきたのだった。
・・・・
「お断りします。 貴方が私を捨てたのでしょう。
それにヒドイことをする方とは、一緒になりたくもありません」
困惑する[ダイチ]。
「俺、いや私は貴方にお会いするのは、初めてです」
焦ったように訂正する[ダイチ]
「違います・・・。 理解できませんか・・・」
悲しい顔をする地の姫様?。
「俺は、貴女と添い遂げるために他の異性とは接触しなくなった。
貴女を捨てただなんて・・・」
「速度は私に軍配ですね。これで、一勝一敗。
貴方だけではないのですよ。古代文字を扱えるのは。
貴方に教えた、私もまたその一人」
「最高奥義をお見舞いしてあげる」
[チナツ]がまっすぐ向かってくる。
『まさか・・? [チナツ]なのか? いや、今はコレを防ぐ』
「[ダイチ]の「だいち」は「代血」の[ダイチ]・・・
死した地の代わり血液を代わりに力を貸せ。【大地の盾】
体力は少し落ちるが、[ダイチ]の持てる最高の防御。
相対する[チナツ]は・・・
次号、決着!!!
後編ですが終わりませんでした。
スミマセン・・・。




