召喚(よびだ)された理由
毎回、短くてすみません。
「まぁ、おちつけ。いったい何を探すんだ?」
大体の見当はついているのだが、
[さら]は[ヒトミ]に確認をする。
「そんなの決まっているでしょ! [アスカ]ちゃん!」
両手をくびれた腰に当て大きな声を張り上げる[ヒトミ]
[さら]は
『お前、自力で探せるだろ? 俺に頼らなくても・・・』
と内心思っていたが、突然、召喚されたことに気づく。
「まさか? お前!!!」
顔色が真っ青に変わり、逃げ出そうとする[さら]
しかし[ヒトミ]からは逃げられない。
いつのまにやら手の中へ・・・。
「もちろん、[りー]くんの居場所、わかるわよね?
今すぐ、連れてってちょうだい」
にっこりと笑みを浮かべる[ヒトミ]。
対して[さら]は、うなだれていた。
嘘をつけばごまかせる。普通はそう思う。
だが、この件に関して嘘は一切通用しない。
なぜなら、[りー]は[さら]にとって、
相性が悪い相手なのだ。
近づけば近づくほど、顔色が悪くなるのだ。
[りー]は常日頃から[アスカ]にくっついている。
[りー]を探せば、[アスカ]も見つかるのだ。
[さら]の顔色をうかがいながら走り出す[ヒトミ]
だんだんと顔色が悪くなる[さら]
そして・・・。
作者の脳内で区切りが付けば次話へ行ってます。
(入力400文字くらい?)