三老婆の救出活動
[らん]があわててますが・・・
[ハルカ]が泣いているのを、みんなが見つめていると
[らん]が現れた。かなり慌てている様子だ。
「よかった、[ヒトミ]。力を貸して。」
「さっきの音?」と[ヒトミ]
「うん、裏の山が大きく崩れた。 松竹梅が生き埋めに・・・」
「私だけじゃ・・・。せめて[チナツ]ちゃんがいれば・・・」と
唇を噛みしめ悔しがる[ヒトミ]
「[チナツ]はもう、現場にいる。 埋まった場所がわからない」
[ヒトミ]は納得がいったのか「わかったわ。すぐに向かいます」
急いで現場に駆け付けたのであった。
・・・[チナツ]Side・・・
「とり・あえ・・ず、倒木どいて。次、岩」
異能を駆使して、倒木、岩などを片っ端から
【投山】してゆく[チナツ]
一度に大量に処理もできるのだが、
松竹梅も投げてしまうかもしれない。
埋まったまま【投山】すれば
まず、助からない。
幾度か【投山】したところへ[ヒトミ]が到着した。
「[ヒトミ]・・。 [チナツ]が話し終わる前に、
「話は[らん]から聞いてるわ。 すぐに探すわね。【絶対温感】」
ほぼ、最高精度のものを繰り出す。三つの人型をした熱源が確認できた。
「[チナツ]ちゃん、3人ともほぼ固まってるわ。
右前方五メートル、半径八メートル、高さ七~十二メートルの
ところを円柱で切り出し。
上に岩があるから、土固定してすぐにやって」
説明中にすでに異能を展開していた[チナツ]。発動までは早かった。
生き埋めの三老婆を救出。身体をとっさに丸くして、空間を作り
息をできるようにしていたようだ。しかし、息はあるが意識が戻っていない。
「[チナツ]ちゃん、三老婆連れてくから[らん]に手伝ってもらうわね」
[ヒトミ]はゴーレム風になった[らん]と診療所に急行したのであった。
だが、[チナツ]は土砂崩れの山の、一点を見続けて動こうとしなかった。
被害者続出です。三老婆の運命やいかに?




