戦う風(前編)
[ハルカ]を襲った強烈な一撃。その正体は・・・
「いい加減にしなさい!! バカ[フウヤ]」
空を見上げて叫ぶ、[ハルカ]
「ク、ク、ク・・・」薄ら笑いをうかべる[フウヤ]。
「あな・・」
話しかける[ハルカ]を無視するように、
[フウヤ]は診療所に向け、一撃を放つ。
しかし、診療所は無事であった。 防壁が緊急展開したのだ。
「ふ~ん、結構固いね。 あとでいいか・・・」
[フウヤ]は[ハルカ]に標的を変え、一撃を放つ。
[ハルカ]も弾き飛ばそうとするが、吹き飛ばされる。
「ぐっ、いつもより力が・・・」 身体中傷だらけ、満身創痍の[ハルカ]
対して、万全の状態[フウヤ]。
「今日でお前等も終わりだ」
「一度も勝てたことがない、[フウヤ]が言う?」
小さな頃から、お互いを見てきた幼馴染。
今日は、いつもと全く様子が違うのが見てわかる。
「[フウヤ]、あんたいったい・・・?」
「[ハルカ]が知る必要はない」
互いに力をぶつけ合う。
押されている[ハルカ]。 焦っているのを見て笑う[フウヤ]。
「こんなはずじゃ・・・」
いつものように力の制御がうまくいってない。
[ハルカ]の力が完全制御不能とはいえ
いつものように力が出ていない。
「ク、ク、ク・・・。 片側とはいえ、
三日月髪を潰したのは相当効果があったようだ。
これなら、他の奴らも弱点は
情報通り」と[フウヤ]
『・・・まさか?』 [ハルカ]は、三日月髪に触れる。
左側の三日月髪に力が無い。
ほとんど失われているようだ。
「俺の新たな特異だ。死ぬ前にお目にかかれてよかったな。
【封じの矢】だ。 左にしか当たらなかったがな。
お前の力の源は、その、三日月髪。
封じるか、消滅させれば、特異は使えなくなる。」
[ハルカ]の顔色が変わる。それを見た[フウヤ]が唱える。
「[フウヤ]の「ふうや」は「封矢」の[フウヤ]・・・」
・・・[ハルカ]の残る右三日月髪が狙われていた。
力の源?が、[フウヤ]に知られてしまった。
[ハルカ]に打つ手は?
両側の時は三日月髪。
片側の時は三日月髪にします。




