[ヒトミ]の異能(ちから)
[ヒトミ]に番号札、診察券を渡した[マツ]は
一言かけられたのであった。
「[マツ]さん、こちらは診察券ではありませんよ?」
と渡された島内温泉無料券を返却する[ヒトミ]。
「お~間違えてしもうた。コッチぢゃ」と
大きながま口から診察券をすぐさま取り出す。[マツ]
[アスカ]のいる診察室へ。[ヒトミ]も手を引いて一緒に入って行く。
・・・待合室にて・・・
診察室の扉の前で行われていた様子に[タケ]、[ウメ]も
「いつものことぢゃが、不思議じゃのう」
「本当に、目は閉じたままじゃのに・・・」
診察室にいる他の島民(かんじゃ)もコクコクと、うなずいていた。
・・・同時刻、診察室にて・・・
「お熱は~?」と自分がすっぽりと収まってしまうような椅子で
[ヒトミ]に聞く[アスカ]。
「平熱です」と[ヒトミ]
椅子に座る前に問答二人に感心する[マツ]であった。
「今日はどうしましたか~ぁ?」と、ここまでは、平常運転の[アスカ]
「・・・ふむふむ・・・お薬ですね」診察が始まると、医師の顔をしていた。
「[アスカ]ちゃんお薬はどうしましょう?」と
看護師兼任の[ヒトミ]も仕事モードである。
[アスカ]は、真顔で「食前、食間」
「前回と同じ」と[ヒトミ]。
茶箪笥から[ヒトミ]がお菓子を持ってきて、[アスカ]に確認する。
確認中に、お会計を準備(ほぼ手渡し)。診察室内でほどんとのことが終わってしまうのである。
[アスカ]の「おだいじに~」と平常運転の声で診察は終了する。
そして[ヒトミ]が次の患者を連れてくる。という流れだ。
体温は待合室で測っているのかとお思いのアナタ! 違います。
[ヒトミ]ちゃんが待合室に連れてくるときに測っているのです。
なぜ?できるかというと、[ヒトミ]の異能・・・です。
※※その名も※※
「絶対温感」 重要なのでもう一度言います。
「絶対温感」 重要なのでもう一度言いました。
「音」ではありません。「温」です。
ありとあらゆるものを、温度差で把握するというもの。
一部の蛇やサーモグラフィーの比ではありません。
その数万倍以上。
温度差で色、文字、そして表情をも読み取れるというものです。
ちなみに、文字は白い紙に手をかざし、温度差で焦がして文字を記入しています。
一度に全部記入できますが、欠点として修正が難しいということ。
次の患者の[タケ]さんが診察室に入ってきたようです・・・。
[ヒトミ]の小さい頃のあだ名は「ガラガレヘビ」でした。
[ヒトミ]の異能の一つ、絶対温感。 範囲を広げれば[アスカ]の捜索も可能でした。
[さら]の疑問『お前、自力で探せるだろ? 俺に頼らなくても・・・』はコレでした。
ただ、非常に広範囲だと疲労困憊になります。
※今日の更新は頑張りました。
追記)が・・・、振り仮名間違えていました。 orz
修正しました。 スミマセン。




