そのころ、四姉妹の(のこりのひと)は・・・その2
[ハルカ]のその後
失禁し、気を失った[ハルカ]が、
またベッドの上で目を覚ます。
「う~ん? ここどこ?」
寝ぼけて目をこすりながら、下半身に違和感を覚えた。
『え・・・? オムツ? え?え?え?』
混乱しつつも、記憶を呼び起こそうとしている。
『え~っと? たしか、特訓するっていって、
[ヒカル]さんに・・・
【疾風陣】の使い方が悪いって・・・、
[アスカ]の方が上手だったんだ。
えと?それから??? 首輪つけられて・・・』
「そうだ、首・・・は・・・あるよね? 一安心」
起き上がろうとすると、手に何か当たった。
「哺乳瓶とガラガラ? あたしは赤ちゃんじゃない!!」
怒りに任せ、ガラガラを投げつける。
すると、[コピーハルカ]に当たり、ガラガラが落ちた。
じっと、[コピーハルカ]を見る[ハルカ]。
「あ・・・」茫然とする。
当たり前だ、あれから随分と時間がたっているのに、
[アスカ]の【疾風陣】は衰えることなく、まだ継続していた。
『・・・私ならとっくに効果が終わってる・・・」
悔しくて布団をギュッと握りしめていた。
そこへ・・・
「あ、[ハルカ]ちゃん。 気が付いた?」
トテトテと歩いてくる[アスカ]。
ベットの脇にあった小さな椅子の上に立って
[ハルカ]の頭を撫でていた。
「うん、異常なし。 お漏らし以外は!」
笑顔で言う[アスカ]に
「やっぱりこれ、[アスカ]の仕業?
あたしは、赤ちゃんじゃないよっ!」
そばに置いてあった、哺乳瓶を今度は[アスカ]めがけて
投げつける。
「めっ、人に向けたら危ない」
あっさりと盾で受け止められたのだった。




