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[チナツ]の特訓(結末編)その2
[ヒカル]の舞はまだ続いていた。
そして、ついに[ヒカル]の胸が露わになる。
同じ女性である[チナツ]も目を奪われた。
美しいとしか感じることができないのであった。
また、さらに強くなる波動。
舞台すべてを使い、物語を作っている。
[チナツ]はなんとなく、そんな気がした。
精霊たちの合唱が大きくなったのを感じた。
『・・・ああ、終舞がくるんだ・・・』
[チナツ]の予感は正しかった。
最後の一枚が剥がれ落ち、[ヒカル]は動きを止めた。
終わりの一言を残して・・・
「【ヒカラビル】」・・・と。
同時に、今までとは比較にならない波動が、
【六面体結界】内の
2人に襲い掛かった。
すべてを飲み込むかのような津波
そう例えるのがまさにピッタリであった。
膝をついて耐えていた「【六面体結界】内の2人
しかし、前のめりに倒れこんでしまったように見えた。
「う~ん・・・、効きすぎてない?」
ポロっと漏らした[ミチル]の一言に、
「だ、だだだ、だいじょうぶなんですか???」
おもいっきり、動揺する[チナツ]の姿があった。
[ヒカル]さん、おつかれさまでした。




