[チナツ]の特訓(後編)試験その6
背後から肩をつかまれた[チナツ]
両肩をつかまれた[チナツ]。
驚いて振り返ると[ヒカル]がいた。
「・・・おしかったな」
振り向いた[チナツ]の頭をポンポンとする。
「・・・でも、やれるだけやった。
・・・もう少し・・・
[らん]と一緒にいたかった」
泣きたいのをこらえ、無理して笑顔をつくる[チナツ]。
「ヒントをもらった時から・・・できてたら違ってたかな?」
いつの間にか[ミチル]も[ヒカル]の隣にいた。
「クォーターからだったから・・・。でもがんばったわね。
[ヒカル]、いけそう?」 そういいながら、
[ミチル]が大小2つの【六面体結界】を展開。
[チナツ]は目を奪われ、茫然としていた。
「[らん]・・・、[ダイチ]・・・」
[チナツ]の元からいなくなった2人が目の前にいる。
しかも・・・動いている。 つまり、生きている??
「[ヒカル]さん、[ミチル]さん、これはいったい??」
全く志向がついていかない[チナツ]。
そこへ、[ミチル]の説明が入る。
「試験の結果は、辛うじて可。
2人は[チナツ]の元へ戻る権利を得た。
まだ、それだけ・・・。
そして、[ミチル]と[チナツ]にできるのはここまで。
あとは、[ヒカル]次第」そういいながら、[ヒカル]を見る。
「[チナツ]、若い男の前で[ヒカル]は
全裸舞踊しないといけない。
一応、私は嫁入り前だ。異性に肌をさらすのは良くないが、
、医療行為だと思ってあきらめている。
今からこいつらに異能を使う。 うまくいったらいいがな・・・」
顔をこわばらせていう[ヒカル]。
全く志向がついていかない[チナツ]に
「一応、仮初の命ではなくなったわ、[チナツ]。
ただ、2人についてはあなたも知っての通り、
吸血鬼化の症状がでていた。それはわかる?」
首を縦に振る[チナツ]に、[ミチル]の説明が続く。
「[ヒカル]の異能に耐えられる力が、あの2人にあるかわからない。
その部分は、一か八か。
じゃ、[ヒカル]頼んだわよ」
[ミチル]の声があたり一面に響き渡った。
次回予告?ヒカルの全裸舞踊




