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診療所の四姉妹 ~春夏秋冬~みんな集合~  作者: 水風地火
Season4 (特訓編)その1
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[チナツ]の特訓(後編)試験その2

最終試験の部屋に[ダイチ]がいた。


最後の扉を開けると[ダイチ]がいた。

一緒に帰ろうと現れた扉へ誘導するが、

最後の試験はまだ終わっていない。


そして、扉は消え始めていた。


[ダイチ]は[チナツ]を見つめ続けていた。

一方の[チナツ]は問題用紙を見ていた。

問題用紙には、問題の文字以外、何も書かれていなかった。

解答用紙を見る。解答の文字こちらも何も書かれていない。


『何も書かれていない・・・』[チナツ]は確認し続けていた。


[ダイチ]の声だけが、[チナツ]の耳に届いていた。


「それ、何も書かれていないでしょ?

 解答やりようがないんだよ。

 だから、これが消えないうちに帰ろう」


[ダイチ]の声を無視し続ける[チナツ]。

ただ、いすに座り、机に置かれた問題用紙を見続ける。


「そう、じゃぁボクだけ行くね。さようなら・・・」

そう言って[ダイチ]は目の前から消え去った。

悲しみをこらえる。古傷をえぐられたような痛みを感じた。


まだ問題用紙を見続けている[チナツ]の耳に大きな悲鳴が聞こえた。


そう、また[らん]の悲鳴がしたのであった。





[らん]の悲鳴が!!

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