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[チナツ]の特訓(中編)試験その6
孤島の島
3つ目の扉を開けた[チナツ]
そこは湖の中の孤島であった。
あたりを見回すと、机の上に解答用紙、問題用紙があった。
※問題を解いて解答用紙を指定のポストに投函しなさい。
なお、投函を誤っても不正解となる。
『とりあえず、問題を解こう』
出題内容に特に難しいところはなかった。問題を解いてゆく。
小さな孤島であったので、ぐるりと一周する。
ポストらしきものがあったので、投函前に正しい場所か確認する。
投函口に何やら文字が書いてあった。
注意してみる[チナツ]。
問題文に注意してすること。
指示は縦書きである。
[チナツ]は血の気が引いていった。
問題を解き、投函する際にこんな意地悪な事実が発覚。
問題用紙を、改めて確認する。
確かに、縦に読んでもきちんと意味の通る内容になっていた。
問題文の内容※出題内容は横に読んだものを解答する※で正しかった。
命拾いしたとおもった[チナツ]だったが・・・
指定されたポストは湖の中、最深部に位置するものを使用すること。
解答用紙を濡らしてはいけない。
『異能の力で箱を作り、その中へ解答用紙を・・・』
しかし・・・異能の力は発動しなかった。
『え・・・?』
「こんなのどうやって・・・」
無茶苦茶に呆然とする[チナツ]であった。
対策は?




