美少女がきた
初投稿です
流行りに乗って異世界もの書いてみました
頑張って書いていくので生温かい目で見守ってください
ある日、二次元から人が出てきた。しかも美少女。
正確に言おう。
ある日、俺のパソコンの画面にぽっかりと黒い穴が開き、そこから美少女が飛び出してきたのだ。
信じてもらえるとは思っていない。俺だって信じられない。
でも本当のことだ。
本庄明彦、16歳。高校一年生の俺の生活は、180度、いや、360度、もうとにかく無茶苦茶な方向へと変わったのだった。
今、俺の目の前にはマフィンと名乗る女の子が座っている。
お菓子みたいだなと言ったらぽかんとした顔をした。
とりあえず言葉は通じるようだ。色々と話を聞いてみなければ。
「ええと、マフィンでいいんだよね?」
「そうだよ」
「君は・・・」
何から聞けばいいかわからず言葉に詰まる 何もかもが良く分からないのだ
「・・・何者?」
「どこから話せばいいかしら・・・」
彼女は落ち着いた様子だ こっちはこんなに困惑しているのに
「とりあえず、私はこの世界の者ではないわ それはなんとなくわかってるわね?」
彼女は淡々と言う 俺はぎこちなくうなずいた
「私の世界では、異世界転移っていうのは一般的なものなの 少し昔は一部だけのものだったけどね こちらの世界では違うんでしょう?」
「ええと・・・ まず異世界がある っていうところから驚いてる 反応に困るよ・・・」
「まあ、そこはそんなに気にしなくていいわ。ここからが大事。」
俺はごくりと唾をのんだ
「あたしは家出してここに来たの。だから、しばらくここに住むわ。」
は?
「こっちは文明も遅れてて不便だけど、あの家に戻るよりよっぽどいいわ。」
「ちょっと待って」
え?ここに住む?
「・・・ちなみにここってのは・・・?」
彼女は床を指さしながら
「ここよ ここ あなたの家なんでしょ?ここ」
ある日、二次元から美少女が出てきた。しかも、俺の家に住むことになった。