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詩集

大人の頃

作者: 白樺セツ

大人の頃

私は立っていた。歩いていた。喋っていた。


パリッとした服を着て、笑顔をふりまいて、踵の高い靴を履いていた。

地毛を黒く染めた。厚い化粧をした。財布はブランド物にした。

朝起きて、朝食をとり、ニュースをちらりと見て、テレビを消した。混み合う電車に乗った。

会社で頭を下げた。パソコンに向かった。辛いことがあって、泣いたこともある。



もうすぐ、こどもになる。

あたしはもうすぐ、こどもになる。


そうしたらまず、空をみてみたいとおもう。



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