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久しぶりの再会!普通感動するとこだよね?

 ポカンとした顔で門から出てきた5人(?)を見る。


 すると羽付きのテライケメンがいきなり抱きしめてきた。うぇえ?!


 「やっと・・・やっと会えました、我が主よ。もうこの時をどれだけ待ち望んだことか・・・うひゃああいいい!!クンカクンカハスハs」


 うぎゃあああああああああ!!!なにこの人!なにこの人!!いきなり首付近に生暖かい息があああああああああ!!


 「何をやっているんですか!!我が契約主に対してなにしてくれてんだこのやろおおおおおお!!」


 そんな状況に執事服のテライケメンが抱きついてきた人に対して、シャイニングウィザード(飛び蹴り)を繰り出し引き剥がす。


 「大丈夫ですか?!あの変態に抱きつかれたとこは痛みませんか?!もしこんな柔肌に傷の一つでも付いていたら奴を、地獄の釜で煮込みながら永遠の苦痛を与えてーーー」


 「そこら辺にしておかんか。久しぶりの親友も状況を飲み込めておらぬぞ?」


 チャイナ服を着た女性が、執事服の男性を止める。とゆうかさっき吹き飛んでいった人は、木々を倒しながら500mほどいったところで止まった。正直理解が追いつかない。


 「あわわわ!さっきの人すごい飛んで行っちゃったけど大丈夫なのかな?」


 「心配なかろう。奴はあのぐらいで死ぬような者ではないからな」


 そう言いながら狐っ子と狼は傍観する。


 「ええっと・・・正直何が起きているのかさっぱり分からないんだけど。説明してくれる?」


 「ふむ。まずは自己紹介から始めた方がよさそうじゃの」


 するといきなり目の前に吹き飛んでいった人が現れる。どうやって一瞬で来たのか分からなかった。


 「では私から。私の名前は大天使ミカエル。叡智と啓示を司る最強・・の天使です。我が主からの召喚に応じて推参いたしました」


 「ミカエルってもしかして元の世界の方の大天使?それともこの世界にもミカエルっているの?」


 「元の世界で合っていますよ。私はあなたに助けて貰った恩があるのですよ」


 ?恩っていっても何にもしてなかったような気がするけど・・・


 「儂は龍神フェイロンじゃ。まぁ今では元が付くがのぅ。儂もお主に返しきれぬ恩を受けておる。まぁお主は今聞いたところで分からぬかもしれんが」


 「う~ん・・・あれ?フェイロンってどこかで聞いたことが・・・」


 「おお!!思い出してくれたか!儂はあの時怪我をしておった白い蜥蜴じゃよ」


 そういえば昔、とある無人島に調査に行った時珍しかったもので助けたのを覚えている。その時に付けた名前が「フェイロン」だったはず。


 「確かにあの島は面白い生物がいっぱいいたな~。まさか絶滅したと言われる恐竜種や体長15mもある狼もいたし。遺跡の中にはなぜか動く石像や古代の王って名乗る顔色が悪い人もいたし」


 「まぁあそこはちと特殊な島での。それよりもお主が儂の名前を覚えてくれていたとは驚きじゃな。だいぶ昔のことじゃったはずじゃが?」


 「ああうん。記憶能力にはちょっと自信があったから」


 けど糖分がない状態だとなんにも思いつかなかったけどね。


 「では次は私だな。初めまして、私の名前はフェンリル。博識な君ならよく知っているだろう?」


 言いながら狼の姿から紳士に変わる。帽子を取りながら礼をしてくる様は、まるでどこかの貴族に思える。


 「フェンリル!?もしかしなくても神殺しの最強の神狼!?」


 「昔はそんなやんちゃもしたね。実は私もその昔助けて貰った恩があるのだ。龍神と同じ様に島に私も居てね。先ほどいっていたであろう?大きい狼がいたと。それが私だったのだよ」


 「あー、そういえば新開発した傷薬をその時使ったような?」


 「あの時とある者と戦い傷ついていてね、既に生は諦めていたんだがあの薬を使った瞬間瞬く間に体が若返るように生気が漲ってきてね。だが流石にあの姿で会おうにしても迷惑をかけると思ってあの島で機会うを伺っていたんだが、その後亡くなったと聞いてね。またこうして会えるのを楽しみにしていたんだ」


 確かあの時使った傷薬って新開発したナノマシン群体による体の循環だったはず。それにしても伝説の神狼でも科学で作った物は効くんだね。


 「では次は私が。お久しぶりでございます、私の名はルシファー。あなたに契約する悪魔でございます」


 「ルシファー?それってミカエルの前で言ってもいいのそれ!?」


 ぶっちゃけ目の前に悪魔と天使が居る状況は考えもつかない。犬猿どころか殺し合う立場だったはずだけど?


 「む・・・確かに。では我が主よ、命令をしてください。この変態を抹殺する許可をくださればこの大陸ごと消し飛ばしましょう!」


 「ほう・・・いいだろう。先の大戦の時に受けた傷を此処で返してやろうか?」(傷は部下が肩代わりしたので実際は無傷)


 そう言い出し、二人はそれぞれ背中から黒と白の翼を出し互いに威圧し始める。


 「いやいや!だめだから?!それにここなくなっちゃたら私の家族とか他の人に迷惑が掛かるでしょ!」


 とゆうわけで、2人を止めるついでにとある魔法を掛ける。


 「これからは勝手に力を使って迷惑がかからないように「契約主の名において命ある時まで、その力を封ず」『ダウン・コスト』」


 すると掛けられた2人が光ったかと思ったら


 「ぐぅぅぅお!ものすごい圧力ががが!!いやしかしこれも我が主の愛だと思えればこそ!私は主の愛を受け止めます!!」


 「ぐ、これほどとは!いやだが奴が耐えられるなら私に耐えられない訳が無い筈!!」


 途中なぜか寒気がしたけど、気のせいだと思いたい。


 「それにしても、違う言い方をしたけどしっかり発動したってことは、これはイメージで形を作ってその意味を魔法陣に書き写すって工程を経てるのか。ますます面白いなぁ魔法って」


 「我が友よそれぐらいにしてやってくれ。2人とも耐性があるとは言っても既に顔が真っ青じゃ」


 「え?あ!ご、ごめん!ついつい熱中しちゃって・・・2人とも大丈夫?」


 なぜか1人は恍惚とした顔で痙攣し、もう1人は冷や汗を大量に流しながら全身で息をしていた。




 「それでは最後は私ですね!」


 最後に巫女装束の狐っ娘が挙手をする。ぴょこんとはねる耳と尻尾が可愛らしい。


 「私の名前は空狐の玉藻です!私はあなたと接点はなかったんだけど、お母さんが昔お世話になったらしいです!」


 「へぇ~?狐が夜な夜な夢に出てきたのってもしかして関係あるかもね~」


 そういいながら玉藻の頭を撫でる。サラサラしててすごく気持ちいい。


 「はふぅ~。お母さんあなたに感謝してるって言っておいてと言われましたから、もしかしたら昔なにか伝えようとしたのかもしれません~」


 気持ちよさそうに目を細めながら答える。


 「どうやらこれで一通り自己紹介は終わったようじゃの。では我が友よこれから何をしたいのか妾達に聞かせてくぬかの?」


 これからのことを考えながら一つだけ言う。それはーーー 

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