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雪道十歩

作者:鈴架ゆずる
俺は人生で一番楽しく、悲しかったあの夏の日を忘れることはないだろう。何年も経った今、俺はあの村で昔のことを鮮明に思い出していく。親友の最初で最後の悲しく、大きな裏切りが今の俺を生かしている。この物語は俺、神崎之道があの夏、村で出会った暖かな人々や優しい日々、そして、一生忘れることのない悲しい出来事を綴る物語である。
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