表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/12

第9話:危機の訪れ

森の奥、ZIRCONの光は森全体を柔らかく照らしている。

リオ、セリス、ミアは息を合わせて慎重に歩いていた。光の正体に近づくにつれ、心臓の鼓動が速くなる。


「……何かいる」セリスが低くつぶやく。葉の間から不自然な影が揺れる。


突然、足元の地面が大きく震え、倒木や岩が動き始めた。

「わっ!危ない!」リオは思わず飛び退き、ミアがすぐに手を握って支える。


「これは……森が試してるの?」ミアの声は少し震えていた。

「そうかもしれない。気を抜かずに行くわよ」セリスは冷静さを保とうとするが、少し眉をひそめた。


影のような生物が現れ、光の粒をまとって森の奥から迫る。小さな体だが、魔力の波動は強く、彼らの周囲に風が渦巻く。


「みんな、離れないで!」リオは叫び、二人の手を握る。三人の体が自然と一列になり、連携して避けながら進む。


生物は攻撃してくるわけではないが、森を揺らし、道を阻む。

「焦らず……落ち着いて!」セリスが指示を出す。

リオは深呼吸し、指示に従いながら進む。

ミアは楽しそうに笑いながらも、全力でリオとセリスの背中を守るように動く。


少しずつ、三人の動きは息が合い、森の試練を乗り越えていく。

「できた……!」リオは思わず胸を張った。


森の奥で揺れる光は、三人の勇気と協力を確かめるかのように、さらに輝きを増した。

リオたちは互いに目を合わせ、心の中で誓う。

――どんな試練でも、みんなと一緒なら乗り越えられる。


その瞬間、森の光が一層強くなり、未知の存在の影がよりはっきりと現れた。

「これが……次の試練の始まりかもしれない」セリスは小声で言い、リオとミアも頷いた。


冒険の核心は、まだ先に待っていた。



---


©Konami Digital Entertainment


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ