第11話:光の秘密と森の守護者
森の奥、ZIRCONの光は眩いほどに輝き、周囲の空気は震えている。
リオ、セリス、ミアの三人は息を整えながら、一歩ずつ光の中心へ進む。
「……すごい……まるで森全体が生きているみたい」ミアが目を輝かせる。
「気を抜かないこと。まだ何が待っているかわからない」セリスは冷静だが、少しだけ口元が緩む。
光の中心に到達した瞬間、森の中から巨大な光の生物が姿を現した。翼のような光の膜を広げ、森全体を包み込む圧倒的な存在感。
「……森の守護者……!」リオは息を飲む。
守護者は静かに三人を見つめ、柔らかい光を放つ。攻撃的ではないが、森の力をそのまま体現した存在だ。
「僕たちは……光の正体を確かめに来たんだ」リオは声を震わせながらも、堂々と宣言する。
守護者の光が一層強く揺れ、森全体に反響する。
その瞬間、レオンが森の外から現れ、静かに言った。
「……君たち、本当にここまで来たか」
その瞳には驚きと、どこか優しさが混ざった色があった。
リオたちは互いに目を合わせ、心を一つにする。森の守護者が試すのは、力ではなく、勇気と友情、そして仲間との絆だったのだ。
光の中心に立った三人の胸には、これまでの冒険で培った信頼と勇気が確かに宿っていた。
森の守護者は優雅に翼を広げ、三人を祝福するかのように光を放つ。
「……これで、僕たちもこの森の一部になれるのかな」ミアが小さくつぶやく。
「うん、僕たちの冒険は、ここで終わりじゃない。これからもずっと、みんなと一緒に」リオは微笑む。
セリスも静かに頷き、森の光を見上げた。
光の正体、そして森の守護者との出会いが、三人にとってかけがえのない経験となった瞬間だった。
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