第三十七話「ひめねちゃんの旅ラジオ 中継特別回」
【ひめねちゃんの旅ラジオ 中継特別回】
《タイトル:ひめねの放浪放送〜今日も元気に参ります!》
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(♪軽やかで明るい笛と太鼓の調べが流れる)
【ひめね】(元気いっぱい!)
「おはようございまする〜っ!
こちら、ただいま旅の道中!
“こだま山街道”を西へと進んでおります、旅する武士系ラジオ娘、ひめねにございますっ!」
(背景に小鳥のさえずり、風の音)
「ふふふっ、今日も魔導通信は絶好調。空雷さんの技術、ほんとに侮れませんね!
さてさて、本日のお便りは〜……どれどれ」
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【ラジオネーム:フルーツ大臣】
『ひめねちゃん、武蔵さんの“水の巻”聴きましたか!?泣きましたよ!!』
【ひめね】
「はい、もちろん聴きました!
武蔵さまの語りは、まさしく剣豪の魂!
水に生きる、その清冽なる心意気……ひめね、感涙しましたぁああ!」
(いったん深呼吸)
「ふぅ……それにしても、“天然水刀”……って……ぷっ」
(思わず吹き出す)
「いや、ほんとに、最後の最後でぜんぶ台無し感、すこしありましたよね……ふふふっ」
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「ですが、心より尊敬しております。
武蔵さまの剣はただの武ではなく、心を写すもの。
ひめねも、己の旅を通じて、何かを写し出せたらと存じます──」
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(♪回想風な音楽に切り替わる)
【ひめね・回想モノローグ】
「わたくしがこの旅を選んだのは……
あの五行庵ラジオ放送が、心に雷を落としたからでございます。
まだ見ぬ風景、まだ聞かぬ言葉、そして……
我が道を探すため。ひとりの剣士として、そしてラジオ娘として!」
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「次なる目的地は“雨つきの里”!なんでも音にまつわる遺跡があるとか!?
そして道中では、美味な焼き鳥屋台を所望!!(←重要)」
「それでは皆さま!明日もまた、お耳にかかれますよう──
旅するひめね、道中安全祈願にて!御免っ!」
(♪明るく爽やかに、エンディングミュージック)
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一方、五行庵──
(武蔵、書をしたためながらふと肩をすくめる)
【武蔵】
「……ぬっ……何やら背筋がゾワリとしたのじゃが……?
まるで遠くから我が名が連呼されておるような……所望された気配がするのう……」
【空雷】(隣で聞き耳立てながら)
「……ふむ、剣豪どの。恐らくそれは、ラジオだ」
【カエデ】(大爆笑)
「あははははは、武蔵くん……ひめねちゃん、絶賛“武蔵さまフリーク”化しとるよ!!」
【烈火】(笑いながら)
「あの娘、ラジオ通して恋でも始めそうな勢いだぜ!?」
【ナギサ】(微笑ましく)
「ふふっ、かわいらしいですわね……」
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こうして――
ひめねの旅ラジオ&武蔵の五輪書進行が同時に展開されていくのであった!
次回、武蔵と烈火がまさかの二人旅!?へ続く
──五行庵一同より読者さまへ
【武蔵より】
拝啓 読者殿
この旅路に目を留めてくれたこと、まずは礼を申す。
我が剣は、常に修行の途上にある。
だが、こうして誰かに見届けられた歩みは、何よりの励みとなり申した。
剣に魂を込めるように、我はこの物語にも心を注いできたつもりだ。
ゆえに所望する。
評価、そしてブックマークを。
それは、我が手にある木刀をさらに研ぎ澄ますための“気力”となる。
次の戦場に向かうその時も、共にあらんことを。
敬具
武蔵 拝
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【水姫ナギサより】
ごきげんよう、読者さま
最後までお読みくださって、本当にありがとうございます。
この物語を通して、わたくしが何を守り、誰のそばにいたいのか――
その答えを、少しだけ見つけられたような気がいたしますの。
もしよろしければ、評価やブックマークで応援いただけましたら、それはわたくしたちにとって“未来への祈り”となりますわ。
またお会いできます日を、心より楽しみにしております♡
敬具
水姫ナギサ 拝
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【風飛カエデより】
拝啓 読者さんへ
ここまで読んでくれて、ほんまありがとうな。
いろんな敵と戦って、泣いて笑って――気ぃついたら、ウチらの絆はどんどん深まってた。
せやから、もしこの物語がちょっとでも心に残ったんやったら、評価とかブックマークで、気持ちを伝えてくれたら嬉しいわ。
それはな、ウチらが“次の一歩”を踏み出す勇気になるんや。
ほなな、読者さん。風のように、軽やかに、次の冒険で!
風飛カエデ 拝
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【護堂烈火より】
拝啓 戦友へ
読んでくれて、ありがとな!
オレさま、喋るより拳が先に出るタイプたけど……
こうして言葉で伝えるってのも、悪くねぇな。
評価ってのは、火を灯す行為。
ブックマークってのは、その火を絶やさぬように囲う盾だと思ってる。
だからよ、もしオレたちの旅に“熱”を感じてくれたなら――
評価とブクマで、その火、燃やし続けてくれ!
また会おうぜ、炎の中で!
護堂烈火 拝
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【黒鋼創冶より】
拝啓 読者殿
拙者は武を鍛え、技を練る鍛冶師なれど、物語という炉に、心の火をくべる日々もまた、尊き鍛錬のひとつと心得ておる。
この一編に目を通してくださったこと、深く感謝申し上げます。
評価とは、金床に落とす一打。
ブックマークは、仕上がりを磨く砥石。
いずれも、この旅路を支える“道具”にございます。
また新たな業を打ち上げるその日まで。
御加護、賜りたく候。
黒鋼創冶 拝
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【天道空雷より】
拝啓 知の旅人たる貴殿へ
我らが歩むは、剣と策の迷宮。
しかし、その全ては“読む者”という観測者あってこそ、形を持つ。
天道空雷は、常に戦略の先を見ている。
だが、君という存在がこの物語を“見る”ことで、はじめて布陣は完成する。
評価とは共鳴の証、ブックマークは未来への布石。
君が押すという選択、それが我らの未来を決定づける。
次なる陣形の発動に向けて――
共に進もう。天道空雷、所望す。
天道空雷 拝
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【紫藤ひめねより】
拝啓 最愛なる読者さまへ
このたびは、わたくしたちの歩みをご覧いただき、ありがとうございます!
騒がしくも愛おしい日々を経て、今こうして筆を取っておりますが、物語とは、読んでくださる貴方さまの存在あってこそ成り立つものですわ。
どうか、この出逢いに“評価”という祝福を、
そして、“ブックマーク”という未来の約束を、結んでいただけたらとっても幸せですわ。
それが叶いましたら、わたくしたちはまた一歩、貴方のそばへ近づける気がするのです。
またお会いできます日を――心より。
紫藤ひめね 拝
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【全員より】
「よろしくお願いいたしますっ!!」




