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恋の消失パラドックス  作者: 葉方萌生
第三話 代償
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「どうしたの穂花」


「いや、二人がこんなに会話してるの見るの、新鮮でさ。てか永遠が、あたし以外の女の子と学校で話すとこ見たことないし」


「言い過ぎだよ。俺だって用がある時は誰とでも話すし」


「あら、そうだった? あたしの知ってる永遠は学校ではクールぶってるおバ

カさんだからさ〜」


「おバカさんって……ひどい言われようだな」


今度は穂花と神林のリズミカルなキャッチボールがおかしくて私はクスクスと声を上げて笑ってしまう。言いたいことを遠慮なく言える二人は、やっぱり幼馴染みなんだなぁと実感する。

と同時に、胸に一抹の寂しさを覚えたのも事実だ。自分の感情の変化に若干戸惑う。これはどういうことなんだろう。二人が仲良くしているのを見て、チクリと肌を刺されたような感覚がした。


「てか、集中しないと! ほらほら、お二人さんも。勉強しに来たんでしょ」

穂花の一言で、我に返った私は数学の参考書に再び視線を落とした。


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