表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
スキル物真似師で最強目指せる?  作者: 厨二に目覚めた中年
第1章 成長
7/38

第7話 物真似ってな〜に

やっとこさ物真似について書けました!

スキルチェックを覚え、自分のスキルが鑑定と知識欲、ユニークスキル物真似だった事をサニーに伝えた。


「ものまねってなに?」


サニーからの素朴な疑問である。


「よくわかんない・・・」


「ふーん・・・そのうちわかるようになるよ!じゃあなにして遊ぶ?いつもみたいに冒険者ごっこする?わたし勇者の真似っこする!コビーは魔王ね!」


「え〜また魔王役〜?たまには勇者やらせてよ〜!」


「え〜コビーは勇者って感じじゃないじゃん。どちらかというと・・・魔法使い?賢者とか?」


「じゃあアントニオ連れてきて魔王役やらせて勇者と魔法使いで魔王と戦お〜!」



「ふーはーはー。来たなゆうしゃよー。このまおーの剣で倒してやるー。かくごしろー」

アントニオよセリフっぽいぞ・・・


彼は魔王役で呼ばれた悲しき男の子アントニオ=サンダルフォン。薬屋サンダルフォンの一人息子だ。


「まおーよ。このゆうしゃが相手だ!聖剣の錆にしてくれよう。いざしょーぶだ。」


うん、ゆうしゃサニーの方が悪役っぽいセリフだね!?


「ゆうしゃさまえんごします。くらえまおーよ〈ファイアーボール〉!」


【スキル物真似を使用しました】

【ジョブ赤魔道士に切り替えます】


またあの謎の声が頭に響き渡る。

そして手に魔力が集まり火の玉が出来たかと思うとアントニオの足元へと放たれる。


ドッガーン!


凄まじい音とともに地面が抉れる。


5歳のものとは思えない魔法が放たれた。


そしてそれと同時にコビーは気を失った。



「魔力の使いすぎだって〜。寝ていれば治るから大丈夫よ〜。だからサニーちゃん心配しないで〜。」


サニーは泣きながらアニーを呼びに行き。何があったかを話した。


「けど〜この子魔法系のスキルなんて持ってなかったのよね〜なんで魔法なんて放てたのかしら〜さっき鑑定したらジョブが赤魔道士になっててスキルが火魔法と火耐性がついてるのよ〜不思議よね〜」


ところでアントニオはというと、足元に放たれた瞬間に土魔法で身体を覆い怪我を回避していた。そう、彼のジョブは黄魔導師だった。上級スキル土纏鎧(どてんがい)。死を前に上級スキルが発現したのである。



「・・・う、う〜ん・・・。あれ?ここは・・・僕の部屋?なんで・・・?あ!そうだ魔法使いの真似っこしててあの変な声が聞こえて・・・。真似っこ?真似?・・・物真似?」


コビーは自分なりに物真似のスキルについての可能性を感じていた。そんな時ふと母アニーが言っていた鑑定の発動方法を思い出していた。


「(念じる?)」


なんとなくボーッとしながらスキルチェックを開いた。


そしてスキル鑑定に対して鑑定を使うべく念じてみる。通常ならば「かんてい」と唱えるだけで発動するものなので自分にかけるとは思ってもいなかった。


念じた結果、スキル鑑定の下に説明が現れた。


スキル : 鑑定

鑑定と唱える事で発動する。確認できるのは各パラメータと各スキル。鑑定内容はスキル知識欲に自動的に貯められる。また、レベル差がありすぎると表示されない事がある。自分自身を鑑定するには表示されているステータスの知りたい項目を思い浮かべ念じる事で確認することができる。


スキルチェックを鑑定した結果に驚いたコビーは、ユニークスキル物真似を鑑定してみることにした。


ユニークスキル : 物真似

他の人のジョブを真似することができる。ただし500m以内にいる人のジョブに限る。真似した人の元から500m離れてしまうとジョブは物真似師に戻ってしまう。ジョブが変わっている間はパラメーターもそのジョブ寄りのパラメーターに変更される。またこの物真似師は???。これ以降を表示するには特定の条件が必要です。


まさかの結果でした。

条件ってなにさ!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ