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スキル物真似師で最強目指せる?  作者: 厨二に目覚めた中年
第1章 成長
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第13話 冒険だよ全員集合?

冒険回にしようと思っていたのですが、そこまで行き着きませんでした(^◇^;)

ぶつぶつ言いながら教会を出たコビーは考え事をしたまま武器屋(フラワーファイアー)に辿り着いた。


「おうコビーじゃねーか?!ボーッとしてどうした?」


声をかけて来た髭面強面の身長160センチほどの小柄な男性は、武器屋フラワーファイアーの店主ドラゴ=フラワーだ。


「あ・・・おじさん。ちょっと考え事してて。サニーいますか?」

「おう!奥にいるぞ!サニー!!彼氏が来てるぞ〜!!」

奥に向かって叫ぶと店の奥からものすごい勢いで真っ赤になったサニーが飛び出して来た。


「お おとうさん!大きな声で変な事言わないでよ!近所の人に誤解されるでしょ!!」

「良いじゃねぇか!コビーんとこの親父さんにも子供の頃から許嫁って話で通ってんだからな。お前だって小さい頃からコビー大好・・・ムグッ!」

「よ 余計な事は言わないで!もう!コビー行こう!」

サニーは全力でドラゴの口を塞ぎ睨み付けると、コビーの手を引いて武器屋(フラワーファイアー)を後にした。



「で?コビーのセカンドジョブって何だったの?魔法系?格闘系?それとも補助とか?」

「それがさぁ・・・空間魔法って出たんだ。知ってる?空間魔法。」

「くうかんまほう?知らないわね?攻撃魔法なの?補助魔法?」

「攻撃ではないかな?補助・・・でもないか?なんなら生活魔法?戦闘では役に立たなそうかな?」

「ふーん?もう試してみたの?」

「そういえばまだだった。勇者ジョブに付いてるスキルって聞いて色々考えちゃってさ・・・。」

「え??!!勇者ジョブのスキルなの!?それって凄くない??早く試しに行こう!今なら鍛錬場も空いてるだろうから行って試そうよ!」


そう言ってグイグイと手を引っ張っていく。


鍛錬場は冒険者ギルドの並びにあり昼間では大抵使われていない。使っているのは冒険者になりたての者や、まだ成人の儀を受けていない者達ばかりだ。

鍛錬場に着くと手を繋いでいる事にやっと気付き顔を真っ赤に染めながらパッと手を離すサニー。


「ご ごめん!なんかテンションが上がってしまいまして・・・その・・・あの・・・」


変な敬語口調になっているサニー。


「ん?気にしてないよ?昔からよく繋いでたじゃん?相変わらず柔らかくて良い匂いがして、サニーと手を繋ぐの好きだよ?」


手を繋ぐだけで何を?と言わんばかりのコメントなのだが、天然なのかタラシなのかわからないコメントである。

サニーはさっき以上に真っ赤になって俯いてしまった。


「ほら、行こう?」


そう言ってサニーの手を取って鍛錬場へ入っていくコビー。サニーは真っ赤になって俯きながらコビーに引かれトボトボと付いていくのであった。



「あ!コビーにサニー!こっちこっち〜!」



手振ってぴょんぴょん跳ねている少女マイルとその横で手を振る大きな少年アントニオ。


「マイル来てたんだ?アントニオ・・・また練習台にされてたの?」


「練習台って!失礼ね!アントニオの特訓よ特訓!ねぇ〜アントニオ〜?」


「あ・・・その・・・うん。そうだね・・・。新しい魔法の訓練をと思って。」


「そうなんだ?僕は今日成人の儀を受けて来てさ。それを試そうってサニーと一緒に来たんだ。」


「あれ?サニー大人しくない?なんか真っ赤だし。どうしたの?」


「・・・な 何でもないわよ!ちょっとその・・・のぼせただけよ・・・。」


「のぼせた?お風呂でも入って来たの?まぁ良いわ。で、コビーのセカンドジョブって何だったの?」


「それがさぁ・・・」

コビーは教会での事を2人に説明した。


「え?勇者ジョブのスキル?聞いた事ないわ。早く試してみようよ!」


「うん。そうだねとりあえずやってみよう。」


コビーは掌を前にし魔力を循環させる。そして言葉に魔力を乗せ掌から解き放つ。「【ディメンションボックス】」

すると何もなかった空間に黒い箱状のものが現れた。


「これが空間魔法なのね?触ってみて良い?」


サニーは恐る恐る黒い箱に触れようとする。しかし、箱に触れる事は出来ずにすり抜けてしまう。


「あれ?触れないわよ?どういう事かしら?」

「え?本当?」


そう言ってコビーは箱に触れる。触れた瞬間に頭の中に透明な板の様な物が表示される。


「触った瞬間、目の前に透明な板みたいなのが表示されたよ。ちょっと何か入れてみる。」


近くにあった木剣を手に取り、入れと念じてみる。すると木剣がスゥッと消え目の前の透明な板に[鍛錬用木剣×1]と表示された。


「おぉ!木剣が消えたよ?どうなったの?」


「中に入れって念じたら木剣を入れる事が出来たみたい。この透明な板に[鍛錬用木剣×1]って表示されたよ。」


「本当?!凄いね!簡単に取り出す事も出来るのかな?」


「やってみる。」


どうやったら良いかわからなかったので、目の前にある透明な板の[鍛錬用木剣×1]の部分に触れてみる。すると目の前に木剣が現れた。


「簡単に取り出せるみたいだね。これは便利だよ。」


「これは行商人の娘としては欲しいスキルね。このスキルがあれば荷物なんて運びたい放題じゃない!」


「いや、けど、僕がなりたいのは冒険者だから戦闘に使えるスキルが欲しかったよ・・・。だってこのままじゃ1人で冒険なんて出来ないし・・・。」


「一人で冒険しなきゃ良いじゃない?あ!そうよ!この4人でパーティ組もうよ!コビーと私が前衛で、魔法組のサニーとアントニオは後衛!ちょうどバランス取れてるしさ!ねぇ〜良いでしょ〜アントニオは良いわよね!」


マイルのテンションはマックスだ!鼻息荒くまくし立てる。


「・・・いや、僕は・・・その・・・嫌とかじゃなくて・・・冒険者になる気は・・・。」


アントニオはオドオドしている。


「あんたまだそんな事言ってるの?男なんだから冒険者になって強くなりなさいよ!そんな身体してんのになんで中身はヒョロヒョロなのよ!私が鍛えてあげるから!冒険者登録しに行くわよ!コビーも良いわよね!?」


「え?あ、もちろんこのメンバーで冒険できたら楽しいだろうけど・・・良いのかな?」

「私は賛成よ!最初からコビーとパーティ組もうって考えてたから二人くらい増えても問題ないわ!」


こうしてサニー、マイル、アントニオ、コビーの冒険者登録及びパーティ登録が決定した。

次こそは冒険回に!

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