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スキル物真似師で最強目指せる?  作者: 厨二に目覚めた中年
第1章 成長
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第12話 勇者 勇輝

設定とか決め直していたら遅くなってしまいました。

あとステータスが自分的にわかりずらかったので日本語表記を追加しました(^◇^;)

「そっちはどうだい?良い人材は見つかったかい?」


「そうだな。明日コビーが15歳になる。成人の儀でスキルがどう出るかだな。他にも何人か成人の儀を経て戦闘向きのスキルが出た者がいるな。」


「コビーのジョブはセカンドジョブ次第では良い戦力になる。楽しみだな。」


「成人の儀も今年はコビーで最後だから終わったらまた連絡するわ?その時どの子を選ぶかきめましょう?今年こそは良い人材がいると良いわね。まぁ コビ〜はそう簡単に手放さないけどね〜」


「そうだな・・・。ではまた。連絡待ってるよ。」



コビーは明日15歳の誕生日をむかえる。

この世界では15歳になると成人の儀を経てスキルが一つ与えられる。それは教会で神クロノスに祈る事で1人1人に授けられる。人はそれをセカンドジョブと呼んでいる。


セカンドジョブは授かったジョブとは関係のないスキルが付くことが多く、赤魔道士に剣術スキル、剣士に鑑定スキルなどが付いたりもする。

それにより進む道が決まってくると言っても過言ではない。

赤魔道士に剣術が付いたら近接戦闘も出来るようになるので戦闘職としては申し分ない。また剣士に鑑定が付いた場合は商人として成功する人もいる。

コビーに何のスキルが付くのか、神?のみぞ知る。



コビーは朝起きると身支度をし、朝食を取りに下へり降りる。すると珍しく仕込みに行かずマッスルが待っていた。


「コビーおはよう!今日は仕込みは良いから教会に行ってこい!今日で15歳だから成人の儀を受けにな!何のスキルが出るか俺も楽しみだ!がはは!」


朝から暑苦しい限りである。


「いいの?じゃあ朝食食べたら行ってくるよ!とうちゃんも今日は一緒に朝食食べるの?」


「いや!お前が起きるの待ってただけだから仕込みに戻るぞ!気をつけてな!」


そう言うとマッスルは宿の厨房へと戻っていった。それと同時にアニーが朝食を持ってきた。


「コビ〜おはよ〜今日で15歳ね〜教会にはこの後行くんでしょ〜?今日は家の手伝いもしなくていいから〜冒険者ギルドに行って〜登録も済ましちゃいなさ〜い?」


「うん!サニー達と一緒に行ってくるよ!」



コビーは教会にやって来た。

この街の教会はクロノスというこのダンジョンを作ったとされる神を祀っている。


この教会でクロノス神に祈る事によりスキルが一つ付与される。

なぜこの教会でなのか、なぜ15歳じゃなきゃいけないのか、なぜ一つなのかなどは解らないが15歳になると皆この教会を訪れる。


「ようこそいらっしゃいました。教会にはどういった御用ですか?」


身長150センチほど、白い法衣を着込んだ20代に見える綺麗な女性、通称シスターが声をかけてくる。


しかしこのシスター、コビーが生まれた時にも神父の傍におり、噂では神の使いの聖女だと言われている。年齢不詳だ。


「今日15歳になったので成人の儀を受けに来ました。」


「成人の儀ですね。では奥のクロノス像の元で手を合わせ、膝をつきお祈りください。その際に天よりスキルの名前が授けられます。その後スキルチェックで確認をしてもらい、儀式は終了になります。」



コビーはクロノス像の前にたどり着き、クロノス像を見上げる。


「ん?この方がクロノス様?何処かで見た様な・・・。まぁ気のせいだよな」


コビーは膝をつき祈り始める。

すると辺りが白い靄で包まれる・・・。

静かに目を開くと目の前には黒いローブの老人が立っていた。


「おじいさんは誰ですか?僕は教会にいたはずなんですけど・・・。ここは・・・どこですか?」


「ここはお主の意識の中じゃよ。今は教会で祈っているところじゃ。少しお主と話してみたくての。お邪魔したんじゃ。」


「は・・・はぁ?それで?お話とは?」


「冷静じゃの?普通はもう少し取り乱すところじゃぞ?」


「そうですね・・・。何と無くなんですが前に会った事がある気がして・・・。それでですかね?」


「覚えておるのか?!嬉しいのぉ。そうそう話じゃったな。簡単なことよ。お主は将来何になりたい?お主の夢はなんじゃ?」


「え?夢ですか?夢・・・。やっぱり勇者ユウキの物語が好きなので冒険ですかね?まずは仲間を集めてこのダンジョンの最下層を見てみたいです!もっと言ったらダンジョンの外がどうなってるのか自分の目で見てみたい!・・・てデカすぎですかね?・・・。」


「良い夢じゃよ。最下層に着いたらワシを見つけてくれ。と言っても目が覚めたらここでの事は忘れてしまうがの。お主の為の最高のスキルを用意しよう・・・」


そして霧が少しづつ晴れていく。



コビーは膝をつき祈っていた。

すると頭の中で声が響いた。

【スキル空間魔法を獲得しました】



祈りを終え教会受付に戻るとシスターが待っていた。


「お帰りなさいませ。スキルは獲得できましたか?良かったらスキルチェックしてみてください。」


「あ!そうでした!スキルチェック!」


ジョブ : 物真似師

Lv : 5

HP(体力) : 250

MP(魔力) : 450

STR(腕力) : 300

ATK(攻撃) : 200

DEF(防御) : 250

INT(知力) : 400

TEC(技術) : 450

SPD(速さ) : 250

HIT(命中) : 250

LUK(幸運) : 500


スキル : 鑑定、知識欲、空間魔法


ユニークスキル : 物真似


「あ!空間魔法って言うのが増えてます!」


「え?!空間魔法?!空間魔法って言いました?!!・・・ここで成人の儀を見続けて来ましたけど空間魔法を獲得なさった方はあなただけですよ。

空間魔法は勇者ジョブにあるスキルという記述が残っています。

中には【ディメンションボックス】という商人などがたまに所持している遺跡魔道具〈マジックバッグ〉の様な、なんでも入れられる入れ物の様なもの。マジックバッグは容量が決められていますがこの【ディメンションボックス】の容量は無く、さらに中での時間は経過しないという事です。

そしてもう一つ【ディメンションルーム】いう物もありこちらはなんと!中に空気もあり時間経過もするので生き物まで入ると言います!こちらもボックスと一緒で容量は無く馬車もそのまま収納出来てしまうとか!他にもあると思うのですがこの2つだけ記述が残されていました。あとはご自身で探してみてください。」


「・・・あ ありがとうございました。なんか現実味がなくて・・・勇者ユウキと同じスキル・・・。」


コビーはぶつぶつと言いながら教会を後にした。


「クロノス様はよほどコビーの事が気に入ったのね。ユウキも驚くわね。あの子がどう成長していくのか私も楽しみだわ」


シスターはコビーを見送りながら独り言ちた。

次からは冒険者登録と初依頼になると思います!なるべく早くアップします!

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