第11話 模擬戦だぁ!
前回から少し空いてしまいました(^_^;)
仕事が忙しく書けませんでした・・・。
仕事に執筆にがんばります!
カサンドラのみんなと別れてから緊張が解けたのか疲労感がどっと出た。フラフラとした足取りで自宅にたどり着き、2階にある自分の部屋に入ると、服を脱ぎすて、下着だけでベッドに倒れ込みドロのように眠った。
朝、肉を焼くの良い匂いがして目を覚ました。昨日何も食べないで寝たせいかお腹ぎ空いていたので、急いで服を着て1階へ行ってみると母が朝食を作っている所だった。
今日の朝食はパンとウェアウルフの肉を薄くスライスして焼いたものと野菜のスープだった。
「おはよ〜コビ〜?もう準備出来るから〜座りなさ〜い。初めての荷物持ちどうだったの〜?少しは戦いの怖さがわかった〜?」
アニーが朝食をテーブルに並べ椅子に座りながら笑顔で語りかける。
「う〜ん。怖さというか凄さ?がわかったかな?もっと鍛錬積まなきゃって思ったよ。」
そう言いながら食事に手をつける。
味付けは基本塩のみだが、スープは野菜から出汁を取っているのでとても美味しい。肉も外はカリカリなのに噛むと肉汁が出てくる。ノートン家では定番のメニューだ。
「そうね〜鍛錬は必要ね〜3年後に冒険者になるつもりでしょ〜?コビーは物真似師って特殊なジョブだから〜普通の人より頑張らなきゃね〜」
その後も昨日の経験について色々と話をしながら朝食を食べる。父がいないのはイジワルとかではなく朝の仕込みで朝食は一人で取っているのです。
アニーは食事を済ませたあと食器を片付け宿屋の準備に行ってしまった。
「さぁ今日も頑張りますかぁ〜!!」
ひと伸びしてコビーは気合を入れる。
そしてマッスルの待つ厨房へと仕込みの手伝いに向かった。
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「コビー起きたか!怪我はなかったか?冒険者にいじめられなかったか?」
過保護か!
「全然大丈夫だよ?冒険者の人達もみんないい人達だったからね!」
そう言いながら包丁を持ちいつもの仕込みを始める。
「そうかぁ。3年後に最高の冒険者になる為に筋トレも増やさないとな!がははは!!」
マッスルは脳も筋肉で出来ている!
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午後はいつもの魔法訓練の為、サニーとアントニオと共に鍛錬場に来ている。そうすると幼馴染の1人がこちらに気付き声をかけてくる。
「コビー、サニー、アントニオ!なんか久しぶりな気がするね!3人共魔法の訓練?あれ?え〜っと・・・コビーは物真似師だっけ?戦闘は剣術?魔法?どっちでも良いけど、良かったら一緒に鍛錬しない?1人でやっててもつまらないんだよね〜」
そうまくし立ててきたのは幼馴染のマイル=ニードル。彼女はフィフスとフォースの街を行き来する行商人の娘で、剣士ジョブの持ち主だ。普段は父の護衛の冒険者剣士から戦闘術を習っているそうだ。最近ではフォースの街まで一緒に行き道中の魔物との戦闘も経験していたらしく、鍛錬場で会うのは久しぶりだ。
「私は良いけどコビーとアントニオはどうする?」
「僕は良いけど・・・剣の相手は出来ないよ・・・」
アントニオは170センチの身長でムキムキの身体を小さく縮めてオドオドと言った。昔から身体が大きかった為、マイルには剣の相手(と言う名のサンドバッグ)をさせられていた。そのせいだろう・・・。
「大丈夫!今日は俺が相手をするよ!昨日新しく剣士ジョブの技を覚えたから負けないよ!」
コビーはそう言いながら鍛錬場の武器置き場から木剣を2本とり1本をマイルに放った。
「良いねぇ!楽しみだよ!」
マイルはそう言うと距離をとって木剣を構えた。
「行くよ!エアブースト!からの〜エアスラッシュ!」
速度強化をしたマイルがコビーに突っ込みながら風を纏った剣を振るう。同時にかまいたちのような斬撃が飛んでいく。
コビーはジョブをマイルの剣士に切り替えて迎え撃つ。
「それじゃあこちらも!エアブースト!ライトニングソード!」
速度強化された事によりコビーの剣が光を放ちながら剣撃を薙ぎ払う。そしてマイルの懐に飛び込み横薙ぎに剣をはらう。マイルはそれをギリギリで避けて距離を取った。
「ちょ!ちょっとたんま!何それ何でそんな中級クラスの技が飛び出るのよ!あり得ないでしょ!」
「そう言われてもなぁ。昨日見て覚えたとしか・・・。」
「見て覚えた〜?!あり得ないでしょうが!模擬戦中止!その技私に教えなさいよ!」
一合打ち合っただけで模擬戦が終了してしまった・・・。
まぁお互いが切磋琢磨出来たらそれが一番だよね。と、思うコビーであった。
そして技を教えたがマイルが実際に使えるようになるにはまだまだ時間が必要のようだ。
そしてコビーはマイルの使ったエアスラッシュを見よう見まねで放ち、マイルに呆れられるのであった・・・。
今回は訓練風景を描いてみました。




