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さん 白いワンピースの女性
8:25
いつもの電車がホームへきた
前から3両目そこが僕のいつもの場所。
ホームに入る電車の風に吹かれながら、髪をかき分ける
少し髪が伸びたな…来週あたり切りに行くか
そう思いつつ、扉が開くのを待つ
プシュー
扉が開いて人が一斉に出てくる先頭の人を僕は眺める。
先頭にいつもいる、真っ白いワンピースに花柄の靴でいつもの彼女は出てきた。
僕はただ見るだけ
ちょっと毎日見るから、気になる存在。
でも、話しかけたところで
ただの変質者だろう?
何かのキッカケくらい欲しいもんだが、何もなく少しのトキメキのような、この日常は一方の何かの変化で終わる。
人生そんなもんだ。
僕は電車に乗る
扉越しに写った自分の伸びた髪を見ながら
イケメンだったら何かできたかな?
なんてバカな事を考えてた。
イケメンになっても中身は僕なんだから、所詮変わらない。
大学の午前の講義が終わったら、今日の昼は何食べようか考えた。