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親友
圭介だ。
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今どこ?
久し振りのサークルだし2人でいかない?
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保育園時代からのずっと同じの…
一応親友にしとくか。
圭介は1人暮らしはしていないで田舎にずっと両親と暮らしている。
そこから大学へ行くには2時間弱かかり、長い移動が嫌いな俺は1人暮らしをしている理由の1つでもある。
地元では俺の家の何件か隣の家に圭介は住んでいる。
周りは山、畑、田んぼだらけで本当に田舎だ。
昔はこの時期になると近所の子どもなんかと川で遊んだものだ。
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あぁいいよ。
駅に集合な。
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1言だけ返事を返しスマホをしまった。
外とは大違いの気温が気持ちよく、大学付近の駅まで30分あるので電車に揺られ少し眠る事にした。
ま、寝る子は育つっていうだろ?
…つ…次はーー
はっ!
寝すぎた。か?
目の前に座っていた綺麗な人はいなくなっていた。
駅につき、名前をみると丁度その駅だった。
身体から出ていた汗も引いていて涼しかった。
が電車を降りるとそれは壊された。
あ、暑い。