表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最強賢者の異世界転生記  作者: Morton•Popper
始まりの世界とゆかいな仲間
6/6

Sing!夢想を始めよう!

Xで知り合ったRINさんという方に作成していただいた、

「Origin Legend」が今回のキーになっています、

改めてRINさんありがとうございました


Xの方でPVもどきも上げているので是非見てください

https://x.com/die_zauberkugel/status/1992439806161559894?s=46


♪前世の記憶が ズルく疼く

通りの影に 紙飛行機を飛ばした


オリジナルの魔法が 胸でざわめく

霞む目の前で 憧れが光った


3! 2! 1! ready! 詠唱を始めよう


「転生しよう、君に会うために」


貫けこの光を 世界を越えて行こう


過去の声よ 今、甦れよ


オリジナルで あの輝きを掴め

いくつもの星を越えて


さぁ、最強の先へ♪




薄れゆく意識の中、僕はこの歌を思い出していた、

僕にとってとても大切な曲だからそれも

道理かもしれない



どうしてこんな事になったかというとー



数分前


BANG!


僕は、誰かに撃たれた、



「ソーマくん!」


「ソーマ君、」


「ヴェネフィカス君!」


こういう音を聞くと…嫌でもフラッシュバックする…

火薬の作り方とか知りながら使わなかったのは

これを懸念してのことだった


痛みは…右肩甲骨の下辺りか…

ならメアリーがなんとかしてくれるかな…


♪歪む夜の空が 潜む影に囁く


言葉にならずに

悲しみが揺れた


溶け合う指先で

目覚めてゆく記憶


失った光が 今胸を焼くよ


3! 2! 1! ready! 詠唱を始めよう


記憶の声が 過去を繋いでゆく

時を割く願いが


Bang!


明日を照らすのだ♪



僕は走馬剣渡(注:ソーマの前世の名)、小学生だ、

今日から小学生…楽しみ!


なんか入学式で校長先生の挨拶とかがあって、

僕たちは立派にお辞儀した、


ちらっと振り返ると、お母さんはすっごく嬉しそうにしてた、それを見た僕は気分が良くなる、

きっと上手にできたってわかって安心したんだと

思う


クラスで自己紹介することになる

名前と、趣味と、夢!



「僕は相川淳人です!趣味はボクシング、

夢はボクサーです!」


「私は井上あいなです、趣味はガーデニング、

夢は環境学者です!」


「宇野宙です!趣味は天体観測、

夢は宇宙飛行士です!」


etc….


そしてしばらく続き僕の番になった


僕の夢は決まってる…!


「走馬剣渡です!趣味は本を読むこと、

夢は、かっこいい魔法使いです!」


刹那…教室が静寂に包まれる


「「「「「ワハハはっははは」」」」

「可笑しい可笑しい」

「腹いてぇ」

「小学生にもなって魔法使い!?ヒャハハハ」


「え?」

僕の頭は真っ白になった…

僕には魔法使いしかなかった…笑われるなんて

思わなかった…


それから、みんなは僕を仲間には入れて

くれなかった


僕が「いーれーて!」

って言っても


「お前は一人で魔法ごっこでもしてろ」

って入れてくれないんだ


寂しい、でもみんなが楽しそうに笑い合ってるのが

なんか嬉しい気がする、なんでだろう?




「「高度に発達した科学技術は魔法と区別がつかない」この言葉を知ってるかい?」

理科の原田先生がそう言って微笑む


「アーサー・C・クラーク先生の?」

僕は以前本で読んだ知識で答える


「そう、科学ってのは魔法なんだ!」

揚々と先生はそう言った


そして先生はある本を僕に渡す

「科学を学び立派な科学者(魔法使い) になれよ」

本にタイトルは「怖いもの知らずの科学辞典」

「…はい!」

僕は満面の笑顔を浮かべた



いつの間にか僕は中学生になっていた


「何読んでるの!?」

明るいソプラノの声が僕の鼓膜を踊らせる


「ラノベだよ、魔法をどうやって再現しよっかなって想像を膨らませるのが好きなんだ!」

僕は咄嗟にそう答えた


引かれたかな…僕は身構える、

「魔法を再現!?」

びっくりした様な、ワクワクした様な表情でそう言う

あれ…引いてない?


「うん、魔法を科学で再現するのが僕の夢なんだ!」

聞いてくれたのが嬉しくて、そう宣言した


「いい夢だね!楽しみ!」

そう言って可愛い笑顔を見せてくれた


「私は可夢羅美奈、君は?」

ニコッと笑って、彼女はそう尋ねる


「僕は走馬剣渡、よろしく?」

僕は曖昧にそういう


こうして僕たちは友達になった

「何それ?」

僕が書いてた文章を覗き込んで


「魔法を再現するアイデア、小説の形でまとめてるんだ、SF(Science Fantasy )?」

僕は書いていた小説を見せる


「うーん決め台詞とか!あった方がかっこよくない?」

コテンと首を傾げてそう提案してきた


「決め台詞…」


「例えば…「さあ、詠唱を始めよう!」とかどうかな?」

可夢羅かむら さんが声を低くしてそういうので僕は笑ってしまう


「じゃあ…「転生しよう、君に会うために」とか?」

僕はふと思いついたフレーズを言ってみる


「それいい!ロマンチック!」

満面の笑みで絶賛してくれる

気持ちいい、笑い合うってこんな感じなんだ…

最高…!




「ねーでもさー、科学と魔法って一番遠くない?」

可夢羅かむら さんの明るいソプラノが頭の中で優しくこだまする


「科学は奇跡を体系化して制御したもの、創作の魔法に最も近いものだと思うよ!」

僕は力強くそう言った


原田先生にもらった希望、あの日からあの言葉を

僕なりに咀嚼して再解釈して自分の言葉に

落とし込んだ、これが僕を支える、僕の信念


「3! 2! 1! ready! 詠唱を始めよう


「転生しよう、君に会うために」


 貫けこの光を♪」

可夢羅かむら さんは歌うようにそういう


「いい歌…」

僕は思わずそう呟く、


「そっか、じゃあこの曲、一緒に完成させよ?」

可夢羅かむら さんはそう誘う


「うん!」

僕は嬉しくて喜色満面になる


「起きて、ソーマくん」

可夢羅かむら さんがそういう


「起きて!」

目を開けると…ソフィアさんがいた


参考文献

奈良県立図書情報館「図書展示「それは、科学か魔法か」 令和元年8月1日(木)~9月29日(日)」https://www.library.pref.nara.jp/gallery/3057(2025、12月3日閲覧).コトバンク「喜色満面」https://kotobank.jp/word/%E5%96%9C%E8%89%B2%E6%BA%80%E9%9D%A2-473811(2025、12月3日閲覧).コトバンク「夢想」https://kotobank.jp/word/%E5%A4%A2%E6%83%B3-140575(2025、12月3日閲覧).RefList「参考文献リスト自動作成」https://reflist.netlify.app/(2025、12月3日閲覧).

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ