表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
智夜と十六夜  作者: 千夏
31/58

智夜と十六夜 31

 父さんは、財産の譲渡に関しての具体的な話は全く聞こうとしない。でも母さんは興味があるらしく、三田さんから電話がくると、三田さんとの話の内容を聞いてくる。勿論、父さんが家にいない時に。

 今日の事も母さんは知っていたので、帰るとどんな様子か聞かれた。

「そう、春恵さんは一時的に婚約するのに反対なのね」

「そう」

「それだと、相続の話の方はどうなるのかしら?」

「三田さんに聞いてみる」

「そうね、それがいいと思うわ」

母さんは頷いた。そして、早く勉強しなさい、と言った。

父さんが帰ってくると、勉強の邪魔をされるから。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ