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智夜と十六夜  作者: 千夏
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智夜と十六夜 21

 僕はその日は全然落ち着かなかった。十六夜が明日返事をするって言ったから。

 十六夜は軽い調子で言っていたから、多分、三田さんが前に言ったように形だけ婚約して財産分与。その後、婚約解消という方向で考えているのかもしれない。

 そう考えて、僕は少し落ち着いた。それはそれで妥当な話だ。

 元々曾曾祖父は藤野家に謝意を示したかったのだ。藤野家の一員である十六夜に財産が譲られれば曾曾祖父も多分本望だろう。

 三田さんも言っていた通り、時代も違う事だし。

 でも、一度婚約して面倒な手続きが全部済んで、婚約解消してしまったら十六夜と無関係になってしまうのだろうか。会うことも無くなってしまうのかもしれない。

 そう考えると、とても辛くてたまらなくなる。


 ・・・十六夜の事を頭から追い出して僕は財産の事を考えた。本当の事を言うと、望月家の屋敷が買い戻せるものなら買い戻したいと思っている。祖父と父の気がそれで少し休まらないだろうか。


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