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1話
「……うーん、なんかあれだな。楽しくない」
(宙を見つめながら、パソコンを起動させる)
「あーあ私やっぱ、書く方は向いてないや。もういいかな、やれるところまではやったしさ」
(とある小説投稿サイトにログインし、アカウント設定から退会項目を選び、そこでまた手を止め)
「そうそう、その前に昨日投稿しといた短編のアクセス回数でも見とくか」
(ホームに戻り、投稿履歴から『荒瀬苗木のお茶目劇場』をクリックする)
「って、あれ? 評価38!? えっはぁ、たっか!! しかもブクマ2個付いてるし!!!!」